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山野美容専門学校教論×現役訪問美容師の先生との対話

こんにちは
trip salon un. 訪問美容師の斉藤絵美です

山野美容専門学校教論×現役訪問美容師である
村木先生と対話をさせて頂く機会があり、心に残るお話をして下さったので綴らせて頂きます♪

美容学生にも"今"知って欲しい訪問美容!!

『若いお客様だけでなく
美容師はお客様の人生に寄り添い
一緒に歳を重ねていける仕事』

お宮参り
七五三
卒入学式
成人式
結婚式

色んなライフイベントがある中で
関わらせて頂ける 

そんな道中で
もし、お客様が不慮の事故にあわれ
障がいをもったり
先天性、後天性の障がいがある方もいる
年を重ねて美容室に行けなくなる事もある。

そんな時、美容師側は
自分のお客様ではなくなってしまった…
と諦めざるを得なくなるのは
悲しいことです。

どんな時も「〇〇さまの担当」として
寄り添って差し上げたい

ご高齢者のための知識、
自分とは関係のない世界ではなく
いつなんどき
自分の大切な方が必要となるかもしれない!!

その時のために、
隔たりなく知っておいてもらいたいと
訪問美容の知識について考えていると
先生は話して下さいました。

『人のために仕事をする
 そういった側面も考えられる人になり
 学生時代に心を育んでほしい』
そう仰っていらしたのが印象的でした。

サロン時代に出会いたかった訪問美容

私も20代の時は練習やコンテストに明け暮れ
周りが見えずに自分のために技術をつける事
・今やる事に忙殺されていました。

でも、ふと立ち止まった29歳の時

これからはもっと人のために技術を使いたい‼︎
そんな風に思い、
サロンの外に目が行くようになりました。

実際、サロンにはご高齢になりシャンプーが
お辛そうな常連様がいらっしゃり、
とてもお洒落な方で絶対にパーマをかけたい!!
知識のない私達はシャンプーの時に無理な体勢からいつもお洋服を濡らしてしまっていました。
それでも、パーマを諦めなかったお客様

でも、それから段々とご来店機会が減り
サロンにはいらっしゃれなくなってしまいました…

来れなくなってしまったお客様を諦めてしまっていたあの頃、
訪問美容と出会っていたらと今も思います。

それとは逆にこんなエピソードも!

お店の撮影モデルも頼んでおり、スタッフみんな仲良くさせてもらっていたお客様が事故に遭われ入院してしまいました。
毎月欠かさず美容室に来てカラーやメンテナンスを怠らないとても美意識の高い方で、病院ではシャンプーも決められた日にしかできず、メイクもヘアもいじれない事にとても落ち込まれ、
担当美容師にご連絡を頂きました。

その時、担当者の先輩はすぐさま病院に赴き、
前髪カットとシャンプーをして帰ってきて
お客様がとっても喜んでくれた姿をみんなにも話してくれ、こういう美容師の寄り添い方もあるんだなと考えた体験です。


お客様の前に、
美容師が諦めていませんか?

『人と人のサービス』が減る未来に
訪問美容はもっと広がるサービスだと信じています!!

"自分らしくいたい"という気持ちを諦めてしまうお客様が1人でも減るように、
お客様の担当を続けたいと思う美容師さんが
1人でも多くのお客様に寄り添えるよう、
訪問美容という選択肢をもっともっと
あたりまえの物にしたい!!

サロンに来れないお客様から相談があり、
こんな時はどうしたら良いのだろう?!
訪問美容って、まず何から始めたらいいの?!

そんな疑問・相談もお気軽にご連絡下さい♪ 
最後でご覧いただきありがとうございました。

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