YouTubeプレミアムではなくBraveブラウザの方が断然いい理由
私はYouTubeをよく見ますがYouTubeプレミアムには入っていません。代わりにBraveブラウザを使用しています。今回の記事はその理由を述べていきたいと思います。
○YouTubeプレミアムとは?
まずYoutubeプレミアムについて知らない方のためにその特徴を箇条書きで説明します。
ー、月額料金1280円で加入可能(日本の場合)
ー、YouTubeの広告が表示されない
ー、YouTube動画のバックグラウンド再生が可能
ー、YouTube動画のオフライン再生が可能
ー、YouTube musicの有料会員になれる
まあこの箇条書きを読めばYouTubeプレミアムとはなんぞやということがわかるでしょう。次にBraveブラウザについてです。
○Braveブラウザとは?
Braveブラウザについて知らない方のためにその特徴を箇条書きにします。
ー、無料でダウンロード可能
ー、広告ブロック機能がデフォルトで搭載
ー、表示速度が速い
ー、Braveが表示するプライベート広告を見ると仮想通貨BATがもらえる
ー、YouTubeなどの動画サービスのオフライン再生が可能(iOSのみ)
ー、YouTubeなどの動画サービスのバックグラウンド再生が可能(
iOSのみ)
Braveとはこのようなブラウザです。それではYouTubeプレミアムに入らない理由を説明していきます。
YouTubeプレミアムではなくBraveの方が断然いい理由
○Braveには広告ブロック機能があるから
YouTubeプレミアムの最大の売りは広告非表示機能です。しかし、Braveには広告ブロック機能があります。この広告ブロック機能はガチで強力です。ほとんどの広告を無くしてしまいます。勿論YouTubeの広告だけでなく他のサイトの広告もブロックしてくれます。広告が大量に貼られてるエロサイトであっても問題なくブロックしてくれます。この「広告が出ない快楽」を味わってしまうと有料のYouTubeプレミアムに入る気がなくなります。ただ、「Braveは怪しいからやだ!」という方もいでしょう。勿論広告ブロックはBraveの専売特許ではありません。例えばChromeの拡張機能に「Adblock For Youtube」というものがあります。
「YouTubeの広告を消したい!でもBraveは怪しいからいやだ!」という方はこのような拡張機能をChromeなどで入れればいいでしょう。
○BraveにはBrave Playlistがあるから
YouTubeプレミアムにはオフライン再生とYouTube musicという特典があります。しかしその一方で、BraveにはBrave Playlistという機能があります。これはYouTube等の配信サイトの動画を保存してくれる機能です。使い方はBraveブラウザでYouTubeを開きます。そして追加したいYouTube動画を再生します。そしたら下の画像でいう矢印の先をクリックすると保存できます。
これで完了です。保存した動画の再生の手順はまず右下の•••を押します。そしたら下の画面になります。
そしたら♪のマークのPlaylistをタップし保存した動画を押します。そしたら下の画像のように再生できます。
これはオフラインでも再生できます。そしてここに好きな音楽を入れまくれば実質的な無料音楽サブスクとしても使えます。私はApple musicに入っているのでそもそもYouTube musicはいらないという事情はあるのですがそれを抜きにしてもBrave Playlistは素晴らしい機能ですので有料のYouTubeプレミアムに入る気が起きません。ただこのサービス、iOS限定のサービスです。私はiOS使いなのでこのサービズを楽しんでますが、iOS以外の方は利用できないので注意してください。
○Braveでもバックグラウンド再生が使えるから
YouTubeプレミアムではYoutube動画をバックグラウンドで再生できると言いますがbraveでもできます!具体的な手順はまずバックグランドにしたいYouTube動画を全画面にします。
そしてそのままホームボタンを押します。そうすると下の画像のようにバックグラウンド再生が実現します。
動画の伸び縮みや移動もできます。
これもiOS限定のサービスです。Brave Playlistと同じでiOS以外の方は使え得ないので注意してください。
○他のサービスも色々
ここまでBraveブラウザのサービスを紹介しましたが他にも色々あります。Braveのプライベート広告を見れば仮想通貨BATがもらえるとか、プライベートモードだとTorを通して安全に通信ができるとか。しかし、これらはYouTubeプレミアムのサービスと直接比較できるものではないので説明は割愛します。
法律的に大丈夫なのか?
○広告ブロックは違法?
この答えは白に近いグレーくらいでしょう。まず広告ブロックを使用して逮捕された人はいません。そして日本には広告ブロックを禁止すると直接書いてある法律も存在しません。多くの国の裁判でも広告ブロックは合法であるとされています。
では何故グレーとしたかというと
ー、日本でそもそも広告ブロックに関する判例がほとんどない
ー、YouTubeでは規約違反である(とYouTubeが主張している)
という理由からです。
ただ今後日本で広告ブロックの使用に関して裁判になるようなことがあっても海外の例に倣って判例が作られていくということは十分考えられますし直接禁止する法律もありません。また、利用規約というのは法律でもなんでもないですし違反しても前科も前歴もつきません。最悪BANされて終わりです。それに広告ブロックが規約違反であるというのはYouTube側がそう主張してるというだけです。広告ブロックの禁止の根拠は下記のものです。
『本サービスの利用には制限があり、以下の行為が禁止されています。
本サービスまたはコンテンツのいずれかの部分に対しても、アクセス、複製、ダウンロード、配信、送信、放送、展示、販売、ライセンス供与、改変、修正、またはその他の方法での使用を行うこと。』
この記述を元に広告ブロック使用者に制裁を加えるというのは利用規約上許されるのか実際に訴えた事例がないのでわかりませんがかなり曖昧であることは確かです。そして私自身Braveアプリを通してYouTubeを視聴してますが上記のURLにあるような警告文は出たことありません。以上のことを踏まえて白寄りのグレーとしました。
○Brave Playlistは著作権大丈夫?
その答えは白寄りのグレーでしょう。Brave PlaylistはYouTube動画をダウンロードしてるわけですが全てのダウンロードが禁止されてるわけではありません。
禁止されてるダウンロードは下記の内容です。
『①違法アップロード
以下のように、映像や音楽を著作権者の許可なく用いてインターネット上に投稿する行為です。
録画したテレビドラマやアニメを投稿
漫画を自分でスキャニングして投稿
購入したCDから選曲した音楽を動画のBGMとして使用
など
このような動画を違法にアップロードされたと知ってダウンロードすることも違法となります。
②ダウンロードしたものをSNSやYouTubeのアカウントを通じて伝達する行為
著作権の内容のひとつである公衆送信権を侵害するため、違法です。
③ダウンロードしたものを販売・貸与する行為
著作権の内容である譲渡権・貸与権を侵害するため、違法です。
④ダウンロードしたものを編集し改変を加える行為
著作者人格権の内容である同一性保持権を侵害するため、違法です。』
もしBrave Playlistが法律に引っかかるとしたら上記の①でしょう。ただ「違法にアップロードされたと知って」のダウンロードが違法なだけです。つまり「知らなければ」いいのです。一方、YouTubeの利用規約の方はどうなのか?と考えた時にこの条文に抵触してる可能性があります。
『本サービスの利用には制限があり、以下の行為が禁止されています。
1.本サービスまたはコンテンツのいずれかの部分に対しても、アクセス、複製、ダウンロード、配信、送信、放送、展示、販売、ライセンス供与、改変、修正、またはその他の方法での使用を行うこと。』
確かにダウンロードは禁止されてると書いてありますが実際にこの利用規約に抵触するかどうかを判断するのはYouTubeの運営であり、裁判を起こした場合には裁判所です。要はダウンロードしてもYouTube運営が「規約違反である!」と言わなければ問題ないのです。そしてBrave Playlistによってダウンロードをしたという事実はYouTube運営が感知できません。となるとYouTube運営は「規約違反だ!」ということは主張できません。そうなるとBrave Playlistでダウンロードした動画を販売したりアップロードしたりしない限り、利用規約に違反してると「判断される」可能性は極めて低いでしょう。そして先ほども言った通り利用規約は法律ではありません。ユーザーにできる制裁は限られてます。というわけで白寄りのグレーとしました。
総論
法律的に怪しい部分はありますが「そんなのどうでもいい」というマインドの方ならYoutubeプレミアムを解約して是非Braveを使った方がいいです!特にiOSユーザーにはおすすめです!
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