本業支援疲れ

私の勤める信用金庫では顧客への本業支援に重点を置いた営業活動を行っています。

特にコロナ禍の最中、また落ち着いてきた最近も「本業支援」「本業支援」と本部、営業店ともに常に意識をしています。

恐らく、この流れは程度の差こそあるものの、全国的な流れであると思います。

前提として、顧客の改善や成長に資する本業支援はとても素晴らしいと思います。

ビジネスマッチングや海外進出支援、EC等など。

ただね、何だか最近連携先が増えすぎて、最早何が何だか分からない状況なのです。

人材紹介だけでも5先以上の連携先、それぞれにスキームも違う。

事業承継、M&A、補助金等も外部機関と連携。

ビジネスマッチングは既存の取引先と基本契約の締結、個別案件ごとにオペレーション要。

営業店のリソースではそろそろ限界っす。

そして、経営陣は目先の利益や支店経営の重要さより、「長期的な視点で伴走支援の方が大事」と宣言している。

いやね、実績詰められないから楽で良いんですよ、そっちの方が。

けどね、何だか心配。

本業支援がキレイだから否定しにくいんだけども、益出しや実績に直結する行動よりもホームページ作成支援の方が尊い???

んなわけあるか。

今の我が組織は、厳しく利益に向かい合う人材よりも、キレイな世界を追い求める人材が評価されがちで、登用もされており、今後がとても心配です。

そして、シンプルにやること多すぎなので、絞って欲しい、、、。

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