宿題に対する走り書き
夕方、川沿いに沿って散歩をしていたら、近所のおじさんが対岸に居る子どもたちに向かって、「宿題終わったかー!」と聞いていた。それに対してある一人の子が、「終わってませーん!」と悪びれもせずに答えた。もうひとりの子は「終わってまーす」と少し小さめのボリュームで返答した。「早くやっとけよー!」おじさんの声が前方から威勢よく飛んでくる。子どもの「はーい!」という返事が、川面に響いた。
そのやり取りを遠くから見ていて、私は思わず「ハハッ」と笑ってしまった。なんかいいな、こういうの。私は