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【ヴァンガード】はじめよう、オルフィスト・レギス【Dスタン】

 皆さんこんばんは、今回は一週間ぶりなみっくんです。
前回のジーヴァがそこそこ読んで頂けていてとても嬉しいです。
さて、今回はタイトル通り、7月7日(金)発売になった「はじめようデッキセット オルフィスト」で強化された「柩機の主神 オルフィスト・レギス」のデッキ紹介になります。

毎回発売日に合わせて投稿出来ないのは僕の惰性によるものです、反省はしています()

さて、そろそろ夜も深まってきましたね、本題に入っていきましょうか。
世界は、「深淵黒夜」になる……。

見せてあげよう。この宇宙の深淵を

 改めまして、今回紹介するのは「柩機の主神 オルフィスト・レギス」のデッキです。
「はじめようデッキセット オルフィスト」を買えばほとんどのカードが揃うため、少しでも迷っている方は無くなってしまう前に購入されることをおすすめします。

僕は散々宣伝しておきながら、予約せずに近所のショップに開店凸しました()

どちらかと言うとこの商品自体は、今まで「オルフィスト」を組んだことが無く、パーツが全然無いよって方向けなのですが、新規の「ポラクシス・ドラゴン」と再録の「四精織り成す清浄の盾」だけでもお釣りがくるくらいなので、とりあえず買いましょう。

守護者が5枚入っているデッキセット爆誕

デッキレシピ

トリガーも光らせたいですねぇ……

 デッキレシピです、以前投稿した「オルフィスト」からそれなりに中身が変わっていますね。
やりたいことや狙っていくプレイが変わったことで、それに適した形を目指してみました。

ライドラインやその他のカード解説はこちらの記事に書いてあるので重複する内容は省略していきます。

落日に至り、世界は寂寞の無明を湛える

 ではさっそく、新カード「ポラクシス・ドラゴン」の紹介です。

いつか光って再録してくれないかな……

登場時に「オルフィスト」を含むヴァンガードがいるなら世界オーダーをドロップからセット、自分バトルフェイズ中にリアガードか手札からドロップに置かれると1枚引いてよい、という2つのスキルを持っています。

世界をセットするスキルは、オーダーゾーンに同名が置かれていない世界限定で、プレイ回数を無視して枚数を増やすことが出来ます。
このカードのおかげで、念願の3ターン目で世界4枚達成を狙うことが出来ます。

次に1枚引けるスキルですが、こちらはトークンで押し潰すか、レギスのコストで捨てることで反応します。
単純に手札1枚減るはずのところが帳消しになるのでとても便利ですね。
当然、手札からポラクシスを捨てながら盤面のポラクシスを潰すと2枚引けます。
残念ながら自分バトルフェイズのみなので、相手ターンに退却しても発動しません。

正直言うと公開当時はいくらグリュンダー等でサポート出来たとしてもプレイの要求値が上がるだけで、コストで捨ててドローするくらいだと思っていました。
実際サーチやセットするオーダーに気を配ることが増えたとは言え、リターンが大きいカードの存在はとても頼りになります、本当にすみませんでした……。
確実に1回使いたいため最大の4枚採用です、ダブってもコストにして手札を入れ替えましょう。

見えるか?あれが俺達の求めた新天地だ

 はい、前回の記事でも紹介しましたが今回も引き続き登場していただきます、革命児、ハビタブルゾォンさんです。

やっぱり強いブルゾン

前回の構築では両方のスキルを使うために4枚採用し、コストのSBやCBの確保にとても苦労していました。
しかし、世界の枚数を増やす仕事は1ターン早くポラクシスが済ませてくれるため、このカードに掛かっていた負担が軽減されたので3枚に減らしました。

序盤はポラクシスやボバルマイン、世界オーダー等引いておかなくてはいけないパーツを集めるために山を掘り、ペルソナライドに合わせて好きな世界をノーコストでセット出来るため、その優秀さは錆びついてはいません。

今回の構築では、2ターン目に月光+ボバルで盤面を作る事を目指しているため、月夜を連打して、ハビタブルゾォンを捨てて、ソウルもう無いよ……が起こりにくくなっています。
序盤から展開して手札を使う分は、このカードで損失を抑えて後半に備えていきましょう。

ポラクシスで1枚追加すると次のターンからはライド時の1枚、プレイの1枚で2枚ずつ世界の枚数を伸ばしていけるため、このカードを採用する必要は無いと思われがちです。
ですが、後半プレイする世界を必ずしも手札に持っていられる保証は無く、悠久は手打ちすると手札が単純に1枚減ります。

今足りていないコストを誤魔化しながらデッキから好きな世界をセットするこのカードは、ポラクシスとは役割が違うのです。

原点回帰のライドライン戦術

G2世界サーチが出たらさすがに入れ替えかも?

 お次はライドラインの「柩機の兵 キュビジア」です。
G1のルーチスでサーチしたオーダーをセットすることで+5000を振れます。
今回は月光+ボバルで盤面を作る、とハビタブルゾォンで書きましたがそれはこのスキルありきの戦術です。

トークンを確実に呼べるのは唯一無二

まずは1点貰うこと前提で月光をサーチ、元々持っていればポラクシスで貼りたい別名の世界をサーチしましょう。
次にキュビジアにライド後、CB1で月光をプレイ、夜影兵トークンをコールします。
この後+5000の振り先とボバルマインをコールする位置によって、自在にガード要求値を変動させることが出来ます。

例えば、+5000をトークンにボバルをV裏にコールすると、18000のVと20000のトークンが出来上がります。
15000のVと23000のトークンを作ることも出来ますし、10000と28000という極端な組み合わせもあります。

君も光って欲しいんだよねぇ

また、「柩機の兵 グリュンダー」があれば10000のV、20000のトークン、18000のリアで速攻を仕掛けることも可能ですね。

2ターン目に出しておくことでレギスライド時にセットする世界、ポラクシスでセットする世界を予めドロップに確保しておけます。

ゲーム中のプレイ期待値は1回で、採用は3枚。

1枚で2種類のコストを補完

「発破怪獣 ボバルマイン」を使うことのメリットは月光で使ったCBを即CCし、ソウルを1枚増やせることです。
横のトークンやグリュンダーを殴られても次ターンにレギスのCBで困ることはありません(行きの治や受け超を除く)。

ソウルは1枚増やすとレギスライド時に4枚となり、ハビタブルゾォン1+ポラクシス1+悠久2のような組み合わせの消費にも耐えられます。

また、G2のユニットが多いこのデッキにおいては貴重なブーストとして重宝します。
プレイ期待値は1~2回なので3枚採用。

我等が刃、その総てを懸けて

願えば叶うものですね

 ポラクシスの登場により、初回から2体トークンを出せるようになりました。
何より強化された点は、自身のパワー上昇が10000、つまり単騎23000でアタック出来ることだと思います。
Vの出力も上がりつつ、先3から5パンが可能になったことは大幅なステップアップと言えますね。

先3世界4枚のヌーヴォレアは
確かに強いのですが……

これまでも「柩機の竜 ヌーヴォレア」があれば、世界2枚でもトークンを追加で1体呼び出して5パン出来ました。
しかし、今はポラクシスで呼び出す数そのものを増やす方が強いと考えヌーヴォレアは採用していません。

勿論、最大値を狙ってヌーヴォレアを採用し、トークンを3体、4体呼び出すのを狙うのもいいでしょう。
フルパワー理論自体は僕も大好きです。

世界オーダー

 今回も採用している世界オーダーは3種類で、若干枚数が変更されています。

置くだけで面が埋まる

まずは「蝕まれる月光」、メインの動きとレギス初回ライド時に重ねがけを狙うため4枚。

コストが重く、先に置いておくことでトークンを強化できる悠久がライド時に置かれがちですが、悠久はG3オーダーなので先に置いてしまうと確実に名称がバラけ、ポラクシスで貼る世界が無くなる場合があります。
なので、この月光1枚分のパンプは諦めてポラクシスで後から悠久を貼りましょう。

とりあえず1ドロー、大事

続いて「虚ろなる月夜」、こちらは種類稼ぎと手打ちしやすさのために3枚。
ポラクシスで貼るとコストが全く同じため若干損した気持ちになりますが、気にせず枚数を稼いでいきましょう。
過度に月夜に依存していないため、2枚に減らして悠久を4枚にしてもいいかもしれません。

トークンの出る枚数が増えたことで
さらに強くなりました

最後に「悠久の時を超えて」、こちらも種類稼ぎかつ、ペルソナライド時のセット、ハビタブルゾォンのサーチ先で優秀なため3枚。
上手くこの世界に触ることが出来ればペルソナターンには3枚セットが容易なため、全てのトークンに15000パンプして轢き殺しましょう。

ほんとに知られてない……

こちらは、今まで全く見向きもされていなかった「人知れぬ闇の中で」、ポラクシスの登場により注目されていますが、今回は採用していません。
理由は、あまりにも渋いセット時効果です。
これに1枠使った上、わざわざポラクシスで貼るくらいなら、世界を置く順番を意識してプレイする方が得られる物は大きいでしょう。

そもそもポラクシスで2枚以上世界を貼る必要は無いので、リターンが少ないなら無理はしない方が吉です。(3枚貼れるなら話は別ですが現実的では無いですね)

トリガー配分

 前回の記事に書いた通り、短期決着を狙いたいのでクリティカル8。
ドローソースも増えたのでドロー4にする必要はもう無いかな、と思います。
ヒールはクリヒール等を環境を見ながら入れ替えて、超はエルドブレアスですね。

プレイについて

 カード解説でほとんどファイト中の流れも解説してしまっていますが、一応ここでも解説していきます。

初手のキープ基準

 G2世界、ポラクシス>G3世界>ボバルが基準で、世界は合わせて2枚引けていると楽になりますね。
ハビタブルゾォンはここに混ざっても1枚山を圧縮しながら山に帰ってくれるので、ライドコスト3回の内1回捨てられるといいですね。

ファイトの流れ

 まず目指すべきなのが3ターン目までに世界オーダーを、オーダーゾーン、手札、ドロップに合わせて4枚揃え、ポラクシスを構えることです。
デッキに10枚のカードを4枚触れる領域に用意する、というのはかなり要求値が高いですが、そこさえクリア出来れば勢いに乗っていけます。

世界オーダーは3種全て見えているとポラクシスで悩むことは無いですが、2種を2枚ずつでも問題なく4枚セットできます。

3ターン目のオーダーは手打ちより先にポラクシス手打ちより先にポラクシスが鉄則です。
常にギリギリを生きるデッキには、ミスっても入れる保険はありません。

2ターン目に月光ボバルをキメて気持ちよくなるために、ルーチスのサーチはしっかり手札と相談しましょう。
ボバルが引けていなければ、月光ではなく月夜を貼ってキュビジア15000アタックエンドでいいです。
グリュンダーは殴られても困るので、世界を掘るために出すのなら後ろに下げておいて構いません。

トークンは15000あるので、
殴り返しを受けにくいのもヨシ!

3ターン目にレギス+ポラクシス+手打ちで3枚セットしたら、後は殴るだけです。
ダメトリや相手のドライブを考慮して5パンではなくブーストを付けた4パンなど、殴り方に幅を作れるのもこのデッキの魅力ですね。

ペルソナターンにはさらに2枚世界を追加して、出せるトークンの数を増やしていきましょう。
悠久の数を意識してプレイできると詰めの火力が上がりますね。

デッキから世界を抜いて圧縮した上でドローしていくので、トリガーの期待値や、守護者やペルソナへの触れやすさも上がります。
受け方を意識して手札を節約出来れば、今まで以上に粘りながらこちらの火力を上げていけるので、快適度は高まっているはずです。

対面について

 必要なパーツが多く、オーダーの枚数も多いデッキなのでどうしても速攻、質より量の連パンに苦手意識があります。

その反面、何度でも展開出来るトークンのおかげで除去への耐性は高く、特にバインドやデッキバウンス、監獄への収容等でほとんど影響を受けません。
これらの除去を使う相手には、トークンのみで盤面を作ってターンを返してあげましょう。

世界さえ稼げてしまえば、毎ターン手札1枚捨てるだけで盤面が埋まるのがこのデッキのいいところですね。

最後に

 新規カードが1種類増えただけでも、構築から動きまで大きく変わるのは本当に面白いデッキだと思います。
「ポラクシス・ドラゴン」は、それだけ大きく殻を破るカードであることを認めざるを得ませんね。

とりあえずしばらくは紹介した構築を使おうかな、と思っていますが色々なパターンもあるよなぁといくつか構築の候補を作ってみました。

コスト管理に難アリですが、フルパワー構築はこんな感じでしょうか?
ヌーヴォレアを採用して序盤から高い要求を取っていく構築です。
ハビタブルゾォンを採用していないので、世界を探しにいくのはグリュンダーに任せ、世界の枚数も増やしています。

まだ残されていた理性を捨ててきた構築です。
ある意味最強だと思いますが、僕は使える気がしません()
ビビってんじゃねぇよ、これが最強だ!って方がいたらすいません。

とりあえず現状のレギスはこんな感じだと思いますが、8月には新パック「夜天凶襲」が発売し、「柩機の禍神 オルフィスト・マスクス」が収録されます。

謎のファイター「シロガネ」さん

世界の枚数を参照するレギスの方向性だと世界の採用枚数を減らせないため、「マスク・オブ・ヒュドラグルム」やマスクサーチ互換等の採用がそもそも難しく、そこをどう突破してくるのかがとても楽しみです。
これまでのマスクスユニット以上に本家と違う方向性のデッキになるのでは、と期待しています。
(記事書きながら気づいたんですけど、ポラクシスが黒夜でも引けるのってそういうこと、なんですかね?)

もちろん本家レギスでも使える強化は大歓迎なのでよろしくお願いします!

「はじめようデッキセット オルフィスト」を購入した皆様が「オルフィスト」を楽しめるように祈っています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました、次回の記事でお会いしましょう!

それではまた👋👋👋

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