父が。

昨日例の父が亡くなった。
死因は高いところからの…。

ここ最近酒の量も度数も格段に増えていた。
母の事。
金の事。
仕事の事。
いろんな事が父の不安となり、飲んでも何一つ解決しない…わかっているのに
酒をやめられない。
現実と向き合うことの恐怖。家族のために変わらなきゃ。
でも離脱と共にやってくる絶望感とアルコールは着実に父を蝕んでいった…

ここからは憶測と妄想でしかないが、気つけの焼酎。
何杯飲んだ?もうご飯も食べられない。
そして、度重なる家族との衝突が起爆剤になったのかもしれない
「もう全てが嫌になった」
そしてそのまま一人向かった先が…

父の身体を受け止めたのはトタン屋根。
おかげで身体の傷は想像以上に綺麗だったと警察の方。
最後にそんな「良い仕事」をしないでよ。
そんなんじゃ誰も褒められないよ。
きっと怖かったね。辛かったね。
でももしかしたら解放されて楽になれたかもしれない。
母はまだ知らない。きっと真実の真実は一生伝えられないかもしれない

…。
…。
当たり前だけど。わかっているけど。
今日も実家に父の「ただいま」は聞こえなかった。

(父のこの結果にいろんなご意見や解釈があるかと思いますがあくまでも私自身の
吐き出しとしてそっと流して頂けると幸いです)

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