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正木伸城さんの転職、詰み過ぎだろ?

みなさん、創価学会元職員・正木伸城さんの著書『宗教2世サバイバルガイド』は読みましたか?私はAmazonで予約したので、発売日から少しずつ読み始めています。

創価2世3世でオンライン読書会できたらいいのですが。

私は誰も感想を話し合える人がいないので、無宗教の夫に正木さんの詰み過ぎてる転職活動について話すしかなくて困っています。

この記事に書かれている「転職エージェントに登録したら他の宗教団体職員のオファーが来た」話には夫もドン引きしておりました。↓

私は正木さんの数年後輩にあたる学園生・創大生ですので、読み進めていくと(そうそう、こんなことあったよな、私はこういう部分が不満だったな、振り返ってみれば私も、こういうことされたな……)と昔の記憶がフラッシュバックしまくりまくり、なかなか進みません。

涙が出てきて通勤中に読むこともできないので、家で一人になれるときに、少しずつ読んでいます。

早く読み終えてAmazonのレビュー書きたいんですけどね、絶対アンチに荒らされるからさ!

そうそうこの間もTwitterで正木伸城さんを擁護するようなツイートしたら、私にまでクソリプがついたんですよ!とっても嬉しかったです。ありがとうございます。私みたいなものでも彼を庇ったら目障りなんだ……!よっしゃ、効いてる……!!!と実感できました。

それにしても、現役学会員が正木伸城さんを退転者や裏切り者として攻撃するのはわかるんだけど、創価学会をやめた人たちまでなぜ彼にクソリプするのかがよくわかりません。

まあ、私は疑り深いツイ廃なので、彼にクソリプ送る人たちが、本当に名乗っている通りの経歴や身分かどうかはわからないとも思っているんだけど。学会員のふりした学会アンチかもしれないし、学会アンチのふりした学会員かもしれない。私だって私自身が学会員であることは、ここでは証明できません。

とはいえ、最終的に創価学会に滅びて欲しいなら、
彼みたいなエリート本部職員は
(っていう呼び方は嫌だけど、端的に言えば幹部になるような人材)

じゃかじゃか辞めてくれた方がいいじゃん。


だから私たちは正木さんを応援した方が得でしょ?

普通に、彼みたいに文章が上手くて弁舌爽やかで、理事長の息子という地位と権威と知名度のある人が退転していろいろ話してくれてラッキー!って思わないのでしょうか?
私が創価学会を解散させたいなら、しめしめって思うけどなあ。

私は創大卒で、仲の良かった先輩や同級生にも本部職員になった人たちがいるし、自分から望めば本部職員になれる可能性があった(採用されるかはともかく)立場だから余計、そう思うのかもしれません。

私が現役の本部職員だったとして、現役会員からも退会者からも叩かれる正木さんの現状を見て、「よっしゃ!私も学会本部やめるぞ~!」とは、とても思えません。

正木さんもうつ病になられて、自殺未遂にまで追い込まれたからこそ、本部職員をやめるという究極の選択ができたのだとしたら、今の彼の人生は、いわばうつ病のくれたギフトなのかもしれませんね。

正木さんを叩けば叩くほど、潜在的に本部をやめたいと思っている職員は(正木さんも転職であれだけ苦労して、内外から叩かれてるじゃん……やっぱり生活できないし、コミュニティーからは追放されるだろうし、多少不本意なことがあっても職員を続けよう……)となるでしょう。
それは創価学会の現状維持に利することにならないでしょうか。

創価学会をぶっ壊す、もしくはそこまで行かなくても、創価学会に変わって欲しいなら、いけ好かなくても、主義主張が違っても、正木さんの発言の機会を守り、応援する方が得だと思うのです。

なので、私は正木さんの本がじゃんじゃか売れて、書店巡りしたり、講演先の観光地に行った楽しげな写真をSNSに載せて、また著作が出て、日本中で講演できるような人になれるように応援したいです。

そうすれば「本部職員辞めても生活できる!」の見本になるし、他の創価2世3世が本を出したりメディアに取り上げられるきっかけになるかもしれない。それがひいては創価学会の衰退を早めたり、2世問題の解決につながるかもしれないと思うから。

……でもそこは、正木さんの人生だから、疲れたり、他にやりたいことができたら好きなときにやめていいんだけどね。彼のおかげで今後学会職員が辞職したり、退会して内部の事情を周囲に話しやすくなったのではないかと、私は評価したいのです。

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