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無事生還

周りの人にそんなの大したことないって言われて…
それでもじぶんの中では、人生初の手術!!
このなんとも言えない気持ち…誰にも伝わらない…
確かに…命に関わることでもなくて、入院するような大きな手術でもないんだけどね。
不安とかではなくて、とにかくイヤなだけなんだろうね、たぶん…心配してもらいたいだけ。
「大丈夫。絶対大丈夫」心で唱えながら手術を受けました。

病は氣からというけれど、私が高校生の頃、父が大病をして、私達家族には、先生から覚悟しておいて下さいと言われたことがあって…
父はそんなこと全然知らなくて、
いつも通り、理不尽に好き勝手に言いたい事言っていて、病人には見えなくて…本人は死ぬなんてこれっぽっちも思ってないんだろうなぁって子供心に感じていて、その時、本当に奇跡的に助かったんだよね。

父が50代の頃、命に関わる病気ではなかったが、本人はこの時の方が辛かったようで、内視鏡を噛みちぎるぐらい(・・;)
もう殺してくれって、叫んでた…
病院の廊下でそれを聞いて、その時の父の気持ちは分からなかったなぁ…そのまま退院する事なく旅立ってしまった…

良い事も悪い事も、心の持ちようでプラスにもマイナスにもなると教わった。
何かの本に書いてあったけど、「親が最後に子供に教えられるのは、死ぬ時」だって。

私が死ぬ時には、子供たちに何を伝えられるだろうか。

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