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僕らはまだDreamer

それは私がまだJO1に対してそんなに興味も無く、先輩方の話をただ聞いていた頃。


どうして観てみようという気になったのかも覚えてないけど、なんとなくJO1で動画を探していた。
その時に一番最初に出てきた曲がこれ。





『Dreamer』という曲のMVだった。

あ、そうだ!
ちょうどこの時「ショート・プログラム」というオムニバスドラマがAmazon Prime Videoで配信していたんだ。(半年前の記憶をようやく思い出す)
JO1のメンバー11人がそれぞれ主演で、それぞれ推しがいる先輩方は「観るのが怖い」と言っていた。

わかる、その気持ちは痛いほど分かる。




そんな中私はドラマではなくこのMVを観た。

モノクロの場面とカラーの場面が交互に出てくるのだけど、カラーの部分はドラマのシーン。

私がショート・プログラムを観るのはもう少し先のことになるのだけど、今観れば「あぁココはあのシーンか」って分かるけど当時はなんのことやらって感じで観ていた。


ちなみにこの頃の私はメンバーの顔と名前を一致させることが出来ていない。さすがに碧海くんのことは知っていたけど、他の10人のことは覚えられず…
あ、嘘です、先輩方の推しの顔と名前は一致してました!だから厳密に言えば11人中8人のことはまだよく分からなかった。



だけど私はこのMVを観て(聴いて)不覚にも泣いてしまう

衝撃だった。


どうしてこんなにも気持ちが伝わってくるのか不思議だなと思った。
歌詞の中にある感情が声と共に流れ込んできた感覚だった。


え?って若干混乱。



前回書いた通り、私が好きになる曲は歌う本人が作詞しているという共通点がある。
だから聞き流すくらいの気持ちだったのに、私はこの曲に、そして彼らの声に心を奪われた。
綺麗なメロディーに11人の声が響く。
その伸びやかな声はとても心地が良かった。




11人とも当たり前だけど声が違う。
歌い方の癖もそれぞれ違っているのに全員が間違いなく『Dreamer』というひとつの曲を歌い完璧に作り上げていた。

例えば誰か1人で歌ったとしてもそれはそれで『Dreamer』という曲だと思う。
でも11人の『Dreamer』にはなれない。

どうしてこんなにまとまるのだろう
どうしてこんなに心に響くのか

メンバーそれぞれが『Dreamer』という曲の歌詞を自分なりに解釈し、音に声という名の気持ちをしっかりと乗せているのだと実感した。





『少しのことでも何かが
 違ったら僕らは
 出会うこともなかったのかな』



という歌詞があるのだけど、ほんとそれだよなーって思ったら泣けました。

すべては奇跡。
私が今まで出会ってきた人たち、ほんの少しの関わりだったとしてもそれが1ミリでもズレてたらすれ違って終わっていたんだろうな。
でも別に最初から出会わなければ寂しくもないし何の感情もないわけで。苦しいだけの別れを経験しなくても済んでいたのだと思う。

それでも求めてしまうよね。
いつの間にか知り合いになって笑い合って時には泣いたりして、いろんな感情を共有してる。
知らず知らずのうちに私は支えられていることに気付く、私の人生に現れてくれてありがとうと感謝するのだ。




『運命じゃなく
 偶然だとしても
 この特別な感情変わらないよ』



という歌詞にも泣けた。

この出会いがどちらだったとしても感情は変わることはないよっていう想いが歌詞の意味なんだろうけど。


偶然なんか無くてすべては必然だってよく言うけど(私が)、さっきの歌詞みたいに何かが違っていたら出会うことはなかったわけで、最後の最後に気付くのかなって思う。

私たちの出会いって運命だったよね!と。


だけど最後って何だかとても悲しい感じがするので私は最初に無理やり思うことにしてる。
すべては運命で必然だと。



JO1に出会えたことも運命だ。

私の人生がこんなにも輝いているのはJO1というグループ、そして碧海くんに会えたから。
あなたたちが自分の夢を叶えるためにそれぞれ一歩踏み出してくれたおかげで世界は変わった。


私の周りの世界だけじゃない。
本当の世界も。


昨日も今日も明日も…多分この先もずっと私は感謝し続けるんだと思う。

出会ってくれて本当にありがとう



私がこの時『Dreamer』を観たこと(聴いたこと)、偶然じゃなく運命だと確信している。




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