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やったことは全部自分に返ってくる。

小学5年生の時の担任が、毎日しつこく言っていた言葉がある。

それは「自分が大切にされたかったら人を大切にする」という言葉だ。

その担任は、小学生にはまだ理解が難しいようなことを一生懸命繰り返し伝えていた。
あまりにもしつこかったので今もしっかり覚えている。

そして時は流れ、中学3年生の頃に大きな挫折を味わう。

吹奏楽部でソロコンクールに出場したのだが、私は上手いから大丈夫という甘ったれた思いで、練習もそこまでせずに受けた結果、見事な惨敗だったのである。

あれはめちゃくちゃ悔しかった。
帰りの車の中で大泣きしたのを覚えている。
その時、私は世の中の暗黙の仕組みを悟ったのだ。

それは「やったことは良いことも悪いことも全部自分に返ってくる」ということだ。

仕事を適当にやったら、その程度の人間だという評価をされる。
人を雑に扱えば、自分も雑に扱われる。

やったことは全て跳ね返ってくる、いわゆる「鏡の法則」なのである。これは何かの本で書いてあったが忘れてしまった。

だから私は、人を大切にする。
面倒だと思ってもなるべくやるようにする。

先日、職場の人に雑な対応をされてめっちゃ腹が立ったが「お前も誰かに嫌なことされるぞ」と心の中で自分を落ち着かせながら、すみませんと平謝りをした。

「鏡の法則」がきちんと機能してくれることを願う。

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