Xデザイン学校ベーシックコース2023#02

Xデザイン学校を終え脳がどっと疲れた感じがする(笑)。普段考えているつもりでも頭を使ってないのだろうか。。。とりあえず、リフレクションを書こうと思います。

1.長期にわたる観察

 ブートキャンプでも少し話されていたけど、定性調査(質的)としてエスノグラフィのように長期にわたって行う調査があるっていうのが改めて驚きだった。半年とか1年以上することもあるし、ある方は企業のロゴを作成するだけでも半年も企業に通うらしい。
 調査手法としては様々な手法あったが、観察する人たちをただ見るだけじゃなくてその準メンバーとしてともに生活しながら観察→インタビューを繰り返す方法が印象に残っている。どうして長期観察を大切にするかというと、あっ!という出来事や気づきに出会う確率が高まるからであり、そもそも世の中ほんどが定性的なので、観察→インタビューからの発見が大事であるからであると理解している。行動観察だと事前に計画?(まだ分かってないが)しているので思わぬ出来事に出くわしにくい。これは、恋人ができた時に似ているんじゃないか?と思った。やはりデートや別々に暮らすだけでは見えないことや気づけないことも多いが、同棲生活や結婚生活をすると相手のいいとこ、悪いこと、気になるところが見えてくるという話がよく言われる。これも相手の生活に一種の”集団”として所属して生活し、観察していることの大切さを示していると思った。
 この調査の中で、ポイントは行動の観察とそれをなぜするのか?背景や目的を聞くこと。
 講義を受けながらふと思ったのだが、自分は今顧客先に出向していて、準メンバーとして生活しているなと。そういえば、よく今のどうしてそう考えたんですか?とか、どうしてそうしてたんですか?というようなことを顧客に聞いていていて、これって質的調査っぽいことをしていたのかもと思ったし、「意思決定は上層部の一声で決まるな」とか「安全や現場のこと大切にしてるな」などの気づきを得ていたなと。
 でもこのような観察→行動から企業のビジョン、パーパス、価値感などを明らかにし、それをソリューションにつなげていくところが本当にそうつながるのか理解できていない部分だと感じた。後半の課題しているとき、表だと上からビジョン・パーパスの順だったし、語呂としてもビジョンパーパスで耳にしていたので、ビジョンから記載していったのだけど、私のたちの存在価値は?社会への役割は?(パーパス)があって、こうありたい・こんな世界を作りたい(ビジョン)があると思ったので、企業を見るときはそこを着目してみようと思う。とにかく人との会話を大切に!

2.プラットフォームとコア

 プラットフォームは場や環境を提供する、サービスはデベロッパーがそれを使ってユーザに価値を提供するというような理解でいた。講義を通して、それぞれが何を対象にして、何を構築・提供しようとしているか?を理解できていないことに気づいた。プラットフォームとしてはユーザからデータを吸い上げ2次利用するというのがとても印象的。それを踏まえると、図の矢印は循環しているのが実は実際の図の本当の姿にも見えてきた。
私たちのグループとしては、プラットフォームとしてメルカリを選んだけど先生からは「それって何がすごいんですか?」という問いがあり、私自身、うまく答えられなかった。ポイントは企業のコアとコンテストを見分けること。講義のあと考えてみて、ヤフーと違って固定の価格でそれを”ながら”感覚でパッと買えるのがすごいところなのかなと思いつつ、それがコアといえるのかそれともコンテクストなのか、こんがらがってしまった。先生も仰ってたが、もっとわかりやすい企業でコアとして何がすごいって言えるか?を考えてみたい。基本を大切に!
 
 





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