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反論記事

※前提※

先日、とあるユーザーに対して批判的な「つぶやき」を投稿したところ、当人に捕捉され、知らぬ間に筆者に対する批判記事を出されていた。コメントにて反論を試みたものの、どうやらブロックされているらしく書き込みができないため、仕方なく自分のページに同様の内容を載せることにした。筆者と件のユーザー以外にはなんら関係のないことなので、よほどの暇人でない限りブラウザバックを推奨する。


以下が筆者のつぶやき。


以下がそれに対する批判記事。


削除されると面倒なので全文コピペ。

※同日追記:案の定、記事どころかアカウントごと削除された。
https://note.com/snowslow/all

先日、noteでこんな事がありました。
以前とあるアニメのつぶやきを書いたんです。
そのアニメには原作があり、長いチュートリアルがあって、盛り上がるまで話数を多く使う作品でした。
その作品がこのたびアニメ化され、5話に差し掛かったところで「つまらない」「微妙」という感想ツイートを見かけるようになり、私は「今がチュートリアルの部分で盛り上がるのはこれからだよ」という意味を込めて、こうつぶやいたのです。
「カレーパンでたとえると、カレーの部分にまだ辿り着いてない状態で感想を言ってるようなもの」
すると、私のつぶやきをあるユーザーが見たらしく、こう反論しました。
「半分食べても味がしなかったら、そりゃ文句の一つも言いたくなるでしょ」
私はこのつぶやきを見て、衝撃を受けました。
原作を知ってる身からすると、5話はまだまだ本編が始まってもいないという認識だったのですが、アニメの尺で捉えると5話は1クールの半分です。
その後の展開を知らないアニメ組からすれば5話はかなり長く感じているのです。
45キロマラソンで1キロはまだ序の口と感じてるベテランの選手と、1キロ走ってもゴールが見えない事にイライラが募ってる初心者。
同じ道を走ってるのに感じ方はまったく違うのだと。
……しかし、感じ方が人それぞれ違うとしても、私は「つまらない」と述べた方々に対して、ここに意見を提唱します。
「作品というものに対して、すべて同じ姿勢で見るべきではない」と。

たとえば、『推しの子』『進撃の巨人』『鬼滅の刃』のように第一話から作品のテーマや道筋、ゴールを示したもの。
『ワールドトリガー』のように少しずつ世界観や設定を理解してしばらく見続けたあとに見応えのある本番が先に待っているもの。
映画も同じです。
『カメラを止めるな!』は前半だけ見れば駄作に見えますが、後半を見る事でこの作品の価値が上がります。
また『ダークナイト』のように最初から観る側の心を惹きつけてくるタイプもあります。
作品によって見せ方や曲でいうサビの部分が違うのです。
だから、アニメにおいても同じで、最初の3話だけ見て「つまらない」と言うのはあなたの本音だったとしても、最後まで見た結果、退屈と感じた部分にもし意味があったとしたら、あなたはどう感じますか?
「つまらない」と言いきったあの時の自分が無性に恥ずかしく感じませんか?
もし感じなかったとしても、最初に感じた感想は最初の部分だけであって、全体の評価ではない。
つまり、最後まで見ればその作品は決してつまらない作品ではないということになるんです。
だから、「つまらない」と感じた感想は部分的なものであって、全部じゃない。
それはご理解いただけたでしょうか?

そして、自分が危惧してるのは、その部分的に見た感想を第三者が見た時の影響です。
その作品を知らない状態であなたの感想を見たとします。
「つまらないんだ、じゃあ見るのやめようか」
そうなってもおかしくありません。
その作品がその方のツボにささる神作品になり得たかもしれないのに、あなたの軽はずみな感想によって、作品との出会いの縁を断ち切ってしまうことになるのです。
つまり、私が言いたいのは作品への文句はあなたの心の中だけで完結するものであって、世に出すものではない。
世に出すのなら、言葉一つに責任を持つこと。
最後までキチンと見たうえで言葉を紡ぐこと。
あなたが発信した言葉はあなたの中だけでは完結しません。
誰かが見てるんです。

そして、あなたの感想が知らず知らずに誰かの人生に少なからず影響を与えてることを知ってください。
今の世の中、思ったことが口からではなく、画面上の中だけで完結してしまって、昔以上に相手の反応が分からなくなり、より言葉の重みを感じられない世の中になってしまいましたが、画面の向こうに何億人もの人がこちらを見てるんだということを頭の隅でもいいですから、覚えていて下さい。

様々な料理に様々な違う味があるように、
料理によってベストな味わい方があるように、
アニメや映画、ドラマもあなたの向き合い方次第で感じ方は変わってくるはずです。
私の言葉が、あなたの作品への向き合い方をいま一度、見つめ直すきっかけになれば幸いです。

夕凪 りん


以下が書き込もうとしたコメント。

初めまして。明らかに私に向けての記事なので反論を書かせていただきます。
まず根本的な誤解があるようですが、私は『ダークギャザリング』なるアニメを見たことがないし、当然「面白い」とも「つまらない」とも発言していません。あくまで「前座が長ければ痺れを切らす客がいても何もおかしくない」と、消費者動向に関する一般論を述べただけです。私自身、最後まで視聴していない作品の感想を述べるのはフェアでないと考えているため、感想記事を書くのは視聴完了した作品に限定しています。しかし、これは私個人のスタンスであり、他の消費者にこれを強要するのはナンセンスです。たとえ終盤がピークの作品と言われようと、それを信じて最後まで見るかどうかは各人の判断によるところで、誰にも強制することはできません。
また、感想は個人の自由であり、どのような作品を見ていかなる感想を抱き、それをどこで発信しようと咎められる筋合いはありません。本記事の「作品にとって不利益だから否定的な発言はするな」などという主張は言論統制以外の何物でもなく、表現の自由を侵害する恥ずべき行為で、芸術を語る上で適切な態度とは思えません。


以下は記事にすると決めてから考えた追記。

正直、あの程度の内容で長々と批判記事を書かれた挙句、ブロックまでされるとは思っていなかったので驚いた。当該記事は「私の言葉が、あなたの作品への向き合い方をいま一度、見つめ直すきっかけになれば幸いです。」という寛容的な一文で結ばれているものの、コメントを遮断し一方的に自分の意見を押し付けるその姿勢は、明らかに啓蒙ではなく憎しみないし自己防衛からくるものと解釈せざるを得ない。かくのごとき言行不一致こそ、他者という存在を無視した自己中心的行為と強く批判する。こちらとしても益のない議論はしたくないので、少なくとも口調の上では穏便に済ませるつもりだったが、そちらが攻撃的な態度を取るなら容赦はしない。次なる反論があればいくらでも付き合うつもりである。



最後に
無関係なのにここまで読んでくださった暇人の皆様へ厚い感謝を。


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