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いざ、上山②

さて、京都から帰って来て今コレを書いています。
沢山の人にご迷惑お掛けして、ご協力頂き、
見守っていただいてお参りして来ました。
慶讃法要は思っていたより、少ない参拝者でした。
お荘厳(飾り付け)も美しく、御門首が登高座なさるところも拝見してきましたよ。
出仕する方の中には女性が2名程混ざっていました。
そして、「伽陀」という発声の時、男性の声に混じって、高い力強い女性の声も聞こえます。
それを高揚しながら噛み締めて拝聴していました。

初日と2日目、私達夫婦は許可をいただき、単独行動しました。夕食をみんなと取らずに短期大学の同級生と会いました。
メンタルを病みながら住職をしていること。
昔は辛かった法務が、今は楽しいこと。
やっぱり今も「人が怖い」こと。
旦那は怖くないこと。
居酒屋で私達は話しました。

「良かったな、ぱみさん。
素敵な旦那さんやな。
法務はぼちぼちしたらええねん。
頑張っていたら、みんなが見てくれているよ」
「また京都に来てな」
初日の友人はそう言ってくれました。

2日目は別の友人と会いました。
彼はバイクで北海道や沖縄に行く人で、
「テント要らんか?」とテントをくれました。
旦那の話もよく聞いてくれて
友人と私達は
遅くまで飲食して別れました。

「俺もコミュ障やけど、知らん土地に行って
知らん人と会うたら話すしかないねん
そうして、少しずつ前に進むしかしゃあないねん」
彼はそう言ってはにかみました。

京都に行って良かったと思いました。
大事な友人の人となりを久々に見ました。
上手く言えませんが、メンタルを病みながらも
自身を大切に生きる事は可能だと強く感じました。
行って良かった。

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