それでも私は黒松賞で君を待つ(競馬の話)

 JRA-VANのPOG指名馬、セイウングレイの3戦目なのですが…。

 まさかのダート転向です。
 前走は先月の新潟・芝直1000mの未勝利戦で3着でした。うん、悪くない。しかも4番人気で3着なのだから、尚更の事。
 本馬がバリバリのダート血統ならば話は分かるのですが…。

 足元に不安でもあるのでしょうか?
 そうであれば、芝・ダート云々の前に、それなりの期間を放牧に充てるのが常です。
 ところが今回は前走から中2週での出走です。どうも足元の不安では無さそうです。

 陣営の考えは何処にあるのでしょうか。
 この夏、本馬と同じ西山オーナー所有馬のニシノリンダ(2歳牝馬)が芝短距離3着→ダート1200mで勝ち上がりを決めています。『二匹目のドジョウ』作戦なのでしょうか?
 しかしながら、ニシノリンダはマクフィ産駒。血統的に芝ダート兼用タイプと思われるだけに、ダート選択に違和感はありません。
 対して本馬はバゴ産駒です。トータルクラリティ(父は同じくバゴ)が先日、芝重賞の新潟2歳Sに優勝したばかり。もう少し芝に期待しても良さそうですが…。

 交流重賞のエーデルワイス賞(門別)を視野に入れている可能性もありますが、それこそニシノリンダの方が向いていそう。
 もちろんダートで勝ち上がってから、また芝に戻る事もありますからね。見守ります。

 でも今週の中山開催ならば、同じ日の3R・芝1200mに出走して欲しかったなぁ。
 それでは


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