北欧の民族楽器に底知れぬ魅力を感じてしまったよ!

ニ(ュ)ッケルハルパはスウェーデン、ウップランド地方伝承の擦弦楽器。

「ニ(ュ)ッケル」は「キー(鍵盤)」、「ハルパ」は「弦楽器」の意。

いうなれば、ニ(ュ)ッケルハルパは「キー付き弦楽器」。ヴィオラとアコーディオンをばらして無理矢理合体させたみたいな(無理がある)複合楽器。

弓で弦を擦り音を出し、キーで音を変えて演奏するらしい。

この楽器本体には、弦4本と、共鳴弦12本が張られている。

共鳴弦は1オクターブ内の全ての半音階に合わせて調弦される。

それ故に、どの音を弾いても必ずいずれかの共鳴弦が共振し、豊かな響きが生まれる。

バッハが生きた時代にすでに存在してはいたらしいが、果たして彼が見聞きしていたかどうかは分からない。

シャコンヌが弾けるなら、色んな曲が奏でられる筈。
早くも期待が高まる。

どこまで生きても、世界には知らないことだらけ。

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