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静かな日々

 事業廃止となり、最初こそ戸惑いもあったものの

残務処理もあり、静かな日々を過ごしている。

 乳幼児の泣き声や笑い声、歌声、走りまわる音、

補助者の笑い声に包まれた日々も、今はもうない。

 
 驚くほど、静かで穏やかな私の時間だ。

 誰に遠慮する事もなく、誰に配慮する事もなく
 
一日が過ぎていく。

 
 保育室の想い出の詰まった書類やおもちゃ等、

不要なものも少しずつゆっくりと片付けていく。

 
 ここは、自宅だったんだよな。

今さらながらに、しみじみと思い出す。

 
 明け方前地震があり、

条件反射的に乳幼児を守らなきゃと飛び起きたが

既に保育室終了していた事に気がついた^^;

 その後は、もう眠れなくなってしまった。

 地震等の避難訓練やコロナ禍、弾丸ミサイルや

不審者対応訓練、誤飲や誤嚥しないよう気をつけた

り、アレルギーや感染症、食中毒、インフルエンザや

ノロウイルス、SIDSに気をつけたり

 
 また、乳幼児が機嫌良く過ごせるよう配慮したり

 補助者や保護者に配慮したり

 
 もうそういうの一切終わったんだ。と

正直、今はホッとしている。


 今後は、膠原病になってしまった自分を

第一優先しながら、生活していこう。


 



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