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【VRCごいた】味方に手駒が伝わる打ち出し方

※はじめに
・本記事は「ごいたのルールは覚えたけど、勝ち方がわからない人」に向けた内容になっています。
また、VRSNS「VRChat」内にあるVRCごいた集会での環境(メタゲーム)を想定した内容になっています。
・その為、各県にあるごいた支部など現実世界での定石と若干の相違がある可能性があります。


ごいたとは

ごいたは、明治時代の初めに石川県鳳至郡能都町(現・同郡能登町)の漁師町である宇出津地区で発祥し、全国に伝わったボードゲームである。

将棋によくにた駒を使って遊ぶゲームだ



ごいたの目的

ごいたで遊ぶ際に意識するべき要素があって、それは…
自分の8枚の駒と、味方の8枚の駒を合わせた16枚の駒で戦うゲームということだ。

しかし、お互いが何を持っているかを口頭で伝える事は出来ないよね。
つまり駒の出し方で何を持っているか(手駒の内容)を教え合う事が重要なんだ!

自分一人だけで勝つのは難しい

というわけで本題、味方に手駒が伝わる打ち出し方を解説していくぞ!


味方に手駒を伝えよう!

まず、なぜ味方に手駒を伝えるといいのか。
それは味方との"チーム単位で多く持ってる駒を出し合って"、相手チームに受けさせないようにするためです!

味方への手駒の伝え方は、攻め駒として場に出すだけでOK!
1手目と2手目の攻め駒が、味方に手駒を伝える役割を持っているぞ!
なので伝えたい内容によって攻め駒を選んでいく必要があるんだ。

味方に伝えたい内容は大きく分けると3つあって、優先される順に…

➀ 4枚駒(金、銀、馬、香)の内に2枚以上同じ駒があること
② 漢字の駒で同じ物がなく、手がバラバラであること
③ "し"が4枚ある

これら3つの伝えたい事がある。
次の項目から、優先される順番に詳しく解説していくぞ!

すーはー式ごいたワールド内にこの表がある
これの上から順番に伝えたい


➀ 2枚以上持ってる4枚駒(金、銀、馬、香)がある場合

➀-1 2枚以上の4枚駒が1種類のみの場合


例えばこんな手駒が配られました。

この手駒だと味方に馬を多く持ってる事を伝えたいですね。
なので、1手目の攻め駒は"馬"を出すとよいです。簡単ですね。

これで味方に馬が2枚以上ある事が伝わったぞ!


次に、2手目の攻め駒を出す手番が回ってきたとき。
2枚以上持ってる4枚駒が他には無い事を伝えたいですね。

例の場合だと2手目は1手目と同じ駒、大駒、"し"のどれかがいいぞ!

馬以外の2枚以上持ってる漢字の駒が無い事が伝わるぞ!

※ 1枚しかない4枚駒、例だと金か銀を出してしまうと味方へのミスリードになってしまうので注意!



➀-2 2枚以上の4枚駒が2種類以上ある場合


例えばこんな手駒が配られました。

この手駒だと馬、銀が2枚以上ある事を伝えたいです。
なので1手目の攻め駒は馬、銀のどちらかがよいでしょう。

まずは馬を多く持っている事が伝えられた

もう一度、手番が回ってきたときに銀が2枚以上ある事も伝えたいので
2手目の攻め駒に銀を出してあげよう。

これで馬と銀が多いことが伝わったぞ!


② 漢字の駒で同じ駒がなく、手がバラバラな場合

➀に当てはまらないケース。
バラバラな手駒が配られたときの伝え方も存在する。

例えばこんな手駒が配られました。

この手駒では大駒(飛、角)を出すといいぞ!
※"し"が4枚ではないときは大駒を優先したい。

これで味方に「2枚以上持ってる漢字駒が無い」事が伝わる!

2手目の攻め駒についてですが、1手目で多く持ってる駒が無い事は伝わっているので、香を除いて何を出しても大丈夫だ!
(下の画像で詳しく解説しています。)
また、"し"で攻める場合は全体の"し"の枚数に注意!

”香”に限り単一の大駒の後に打ち出されたら、"香"は2枚あります

③ "し"が4枚ある

➀に当てはまらないケースでかつ、"し"が4枚ある場合は"し"を打ってみてもいいかも。
例えばこんな手駒です。

この手駒だと"し"を多く持っている事を伝えたほうがいいでしょう。

余談ですが、ごいたにはし攻めという戦法があります。
(ざっくり説明すると、味方と"し"を連打して相手の"し"を枯らす戦法)

今回は割愛しますが、し攻め戦法と"し"に関する記事は別で作成予定です。お楽しみに!


まとめ

➀~③の伝えたい事を表にまとめるとこんな感じ。
これがマスターできれば脱初心者だ!

大体こんな感じで大丈夫だ!


おわりに

以上が味方に手駒を伝える打ち出し方の解説でした!
いかがでしたでしょうか?

わからない所などがあれば、X(Twitter)のDMにて質問等も受け付けています。遠慮なく送り付けてください!

https://twitter.com/bookhuntervrc

今回は手駒を伝える事に焦点を置きましたが、次回は
味方から手駒を伝えてもらった側は何をしたらいいかの解説をする予定です!

まだまだ奥が深いごいた。次の記事が公開されるまで、いっぱい遊んで楽しく強くなっていってください!
それでは次回もお楽しみに~~!!

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