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障害福祉と株式会社

うちの会社は障害福祉事業所を運営しています。
うちの会社は株式会社であり、営利法人です。
この営利法人とは、超簡単に言うと金儲けが目的の法人です。

障害福祉事業所を運営している法人の多くが非営利法人です。NPO法人や社会福祉法人です。
非営利法人とは、超簡単に言うと利益を求めず社会全体の課題解決を目的としています。
皆さんがイメージしている福祉は、こういったお金儲けがタブーで公平性が保たれているものではないでしょうか。
そうすると、福祉の分野では株式会社は悪で非営利法人が正義みたいになっていませんか。
私はそうでした。

今は違います。
障害福祉事業所を立ち上げようとしたとき、株式会社にしようか、それともNPO法人にしようかずいぶん悩みました。確かにNPO法人にすれば様々な補助金や福祉車両が手に入るので財政面で安心です。
しかし、予め決められた事業しかできません。
私は、障害を持つ人たちが自分の力で生活費を稼ぐことも必要と考えていました。
それには、当事者がちゃんと働けるお店なり事業が必要です。
そうするには株式会社を作るしかありませんでした。

私は、障害を持つ人たちが当たり前に働ける事業というものを作るために、お金儲けをすることにしました。
障害福祉事業所を運営して、お金をたくさん儲けて新たな事業を展開する。
そして、障害を抱えても普通に働ける社会に変えてゆきます。誰もそうしないのなら私がやるしかない。
営利法人にしろ、非営利法人にしろ会社は個人のものではなく社会のものに変わりはありません。
法人とは、社会貢献のために存在しているのです。

いつか、友人やあなたが障害者手帳を持ったとき、
辛い思いをしないように私は、お金儲けをします。
#障害福祉 #障害者

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