IG証券のAPIを利用した自動売買システムの開発には、キャンドルチャートやテクニカル指標を活用し、トレーディングアルゴリズムを最適化するために、次のプロセスとチェックリストを考慮する必要があります。システムの構成と開発に必要な要素をまとめます。
1. 環境のセットアップ
必要なツールとライブラリ
プログラミング言語:Python、JavaScript、またはその他の言語(Pythonが一般的で豊富なライブラリがある)
IG証券API:IG証券のAPIドキュメントからアクセスキーを取得し、APIの接続を行う
ライブラリ:
requests:APIリクエストの送受信
ta-lib:テクニカル指標の計算
pandas:データの処理
backtrader:バックテストフレームワーク
matplotlib:グラフ表示(キャンドルチャートなど)
numpy:計算処理
チェックリスト
[ ] APIの利用申請とAPIキーの取得
[ ] 開発環境のセットアップ(Pythonインストール、必要なライブラリのインストール)
[ ] IG証券APIへの接続確認
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2. テクニカル指標のアルゴリズム実装
指標の選定と実装
RSI(Relative Strength Index):市場の過熱感や売られ過ぎの判断
移動平均線(SMA, EMA):トレンドフォロー戦略に活用
ATR(Average True Range):ボラティリティを測定し、リスク管理に利用
サンプルコード(RSIの計算例)
import talib
import numpy as np
# 過去の価格データを取得(例:ローソク足の終値)
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