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INFJ私の遍歴と夢

 INFJの私は、ご多分に漏れず学生時代を過ごしてきたわけだが、通り一遍の学生時代とは程遠かったといえるだろう。有り体に言うと、私は勉強以外は失敗したクチなのだ。あまりにも対人的に不器用だった私は、勉強さえ頑張れば人生が上手くいくと信じ込んでいた。だからこそ、トップクラスの私大に入学し、私はこれで全てが上手くいくと誇らしい気持ちだった。手元には学歴が舞い込んだが、同時に猫の額ほどのコミュ力と生きる力が残っていた。私は正直、それを軽んじていた。そんなものがなくても学歴さえあれば全てが丸く収まると信じていた。すがっていたのだ。そして驕ってもいた。

 結果的に言えば、私は今転職を3回しており、契約社員をやっている。学歴パワーを使い、書類選考は毎回通る。しかし、それは良いパスポートを持っているというだけで、行った先でどう働くかは私にかかっているのだ。そして私はルーティンが不得意で、定期的に転職しないとリフレッシュできない性質を持ち合わせている。しかし、ルーティンでない仕事はコミュ力がいり、コミュ力の比較的低い私は詰んでいる。正確に言うと、相手の言うことを理解するということに不自由はないが、主体的に何かを動かしたりすることが不得手なので、察しのいい動かない人ということなのである。無理に動くとメンタルが死ぬ。好きなことはぼんやりと考え事をすることなので、幻想小説家とかが向いてるんだろうなぁなどとは思っている。こんな性格なので人からは性格がいいなと思われることが多い。善良で大人しく、言うことを聞かせやすいなと。まぁつまり舐められやすいのである。だからなるべく異性とは付き合わないほうが安全である。こんなのメンヘラ製造機男ホイホイだろう。それが分かっているからここ数年誰とも付き合っていない。安全のためである。私は私がこよなく大事なので、私が苦しんだり、悲しんだりすることはさせたくないのである。なるべく幸せにしたい。

 先ほど幻想小説家が向いているのではと言ったが、割と本気で目指している。日本ファンタジーノベル大賞に応募しようかと。楽しみだな。頑張ります。

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