見出し画像

【Dレギュ最終】ルギア×リザードンVMAX デッキ解説

さあ、最後のチャンピオンタイムだ…!!

■はじめに

 アルキシスと申します。ポケカ歴は2年ほどになります。
 今回は、シティリーグ2023 S2 で使用したルギアリザードンVMAXのデッキ解説をしていこうと思います。
 現環境(2022/12時点)にマッチしたリザードン好きのリザードン好きによるリザードン好きのためのデッキに仕上がりましたので、個人的な備忘録であるとともに、Dレギュレーションが落ちる前までの短い期間ですがリザードン好きの同志たちの参考になれば幸いです。
 初投稿のため、読みづらい個所もあるかと思いますが温かい目で読んでくださると嬉しいです。

プレマもスリーブもリザードン

シティリーグ2023 S2

 ちなみに、シティリーグS2の結果ですが
予選4勝1敗 9位で惜しくも決勝トーナメントに上がれず。。
オポネントによる敗退だったので非常に悔しい結果となりました。
しかし、このデッキのスペックとポテンシャルは示すことはできたのではないかと思います。
 
 簡単に当日のマッチングと試合内容を記載します。
・裏工作ユキメノコ(?) ○ 6-0
ユキワラシをおかわりファングで2度きぜつさせ、麻痺させられることなくサイドレース先行して勝利。
・ロストヌメルゴンVSTAR × 0-6
自分事故気味に加え、シンオウ神殿を剝がすことができす敗北。
・ロストバレット ○ 5-1 
ルギアとリザードンの高耐久を押し付け、時々マリィを使いサイドレース先行し続け、お相手投了により勝利。
・エネ過多グラードンカイオーガ ○ 2-0 
お相手手札事故により種切れ勝ち。
・ルギア ○ 6-0
序盤の雪道が刺さり有利に展開を進める。最後はキョダイゴクエンでルギアVSTARを一撃KOで勝利!有終の美を飾る。

予選結果

■デッキレシピとコンセプト

デッキ選択の経緯

 まず、デッキ選択の経緯ですが、愛以外にありません
CL京都にてDレギュレーションが2023/01/19で終了することが発表される前からリザードンのデッキを使うことは決めていました。

 前シーズンのS1(64人規模)ではミュウVMAXを使用して優勝することができたので、S2では推しを活躍させることだけを考えていました。
 VSTARユニバース環境の入賞デッキを見ていて、(ルギアを除き)デッキシェアはある程度ばらけているように感じたのも、自分の使いたいデッキで出ることの追い風になりました。

型について

 リザードンVMAXを使うことは確定していましたが、相棒をどうするかという観点でアルセウスとルギアの2択でした。
それぞれのメリット・デメリットを考えてみました。

①アルセウスVSTAR

なんでも屋おじさん

メリット
・スターバースの安定感。
・基本エネルギーの採用。マグマの滝壺の採用可。
デメリット
・非Vアタッカーを採用しづらい。ミルタンクで詰む。
・アルセウスの打点不足。
・たねポケモンによる即起動→奇襲が難しい。

②ルギアVSTAR

現環境大暴れおじさん

メリット
・ヒート炎エネルギーによるリザードンの耐久アップ。
・多彩なアタッカーが採用できる。
デメリット
・流行りすぎて対策される。
・エネ管理の難しさ。

 アルセウス型もルギア型も試してみましたが、よりリザードンVMAXの強みである高火力・高耐久を活かすことができ、個人的に手に馴染んだルギア型を採用することにしました。
正直、このあたりは好みの問題だと思います。
リザードンで勝つ前提であればアルセウス型になります。(ルギア型は最悪リザードン立てなくても勝てるので。。。)


 両方試してみた感想としては、ルギア型の方がデッキ圧縮をしやすく、終盤に欲しいカードを引くことができる感じがします。
 VSTARパワーの比較ですが、「スターバース」がそのとき限りの効果であることと比べ、「アッセンブルスターからのプライマルターボ」は基本的に試合が終わるまで続くので、よりバリューが高いと思っています。
 アルセウス型もガラルマタドガスやシンオウ神殿が刺さってしまうので、対策されることは割り切って、最速でサイドを取り切れると感じたルギア型にしました。

【デッキコード】niLnLL-S84Dll-g6nngL

コンセプト

一撃必殺
役割分担し、相手ポケモンの一撃KOを狙っていきます。
具体的には、、
リザードンVMAX、イベルタル・・・VSTAR、VMAX
ルギアVSTAR、かがやくリザードン・・・V、非V
ムーランド、ネオラント・・・システムポケモン
こんなイメージです。

一発耐える
 
リザードンVMAXのHPは330。ヒート炎エネルギー1枚で350、4枚で最大410もの耐久を得ることができます。
 基本的には3枚つけることを目標にして、HP390の火力タンクとして戦います。残りの1枚はかがやくリザードンやイベルタルに使うことが多いです。
 かがやくリザードンを序盤から使う展開になったとしても、ヒート炎エネルギーによってポケモンV並みのHPを得ることができ、非Vアタッカーとしてサイド1枚以上の働きが期待できます。

環境デッキとの戦い方

 基本的な立ち回りはルギアと同じなので、既に世に出ているルギアデッキの解説をご覧になった方が参考になるかと思いますので、ここではどうリザードンを使うかについて解説していきます。

 前提として、リザードンV、VMAXは1体しか使いませんので、Vの段階で狩られてしまったときは2体目を立てるのは諦めましょう。リザードンVが狩られたということはルギアは生き残っているはずなのでそちらで試合展開していくほうが吉です。

ルギアVSTAR

現環境の暴れん坊将軍

 先攻の場合、先攻1ターン目でルギア、リザードンを準備しておきます。先攻2ターン目にどちらも進化させて耐久増し増しのVMAXで殴ります。だいたい後攻2ターン目の攻撃は耐えてくれます。ただし、後攻1ターン目の相手の動きでイベルタルが見えたらリザードンにビッグパラソルつけるか、VMAXに進化させることは控えましょう。

 後攻の場合、序盤からリザードンV.VMAXはあまり見せたくないので相手のリソースが切れてくる終盤に登場させたほうが効果的です。イベルタルなどの、相手目線では無視できないアタッカーを用意したうえでリザードンVを育てておくと最後に巨大な要塞となってくれます。

ミュウVMAX

どの環境でも対話拒否して2-2-2

 ミュウVMAXに対してはキョダイゴクエンのダメージラインがダブルターボ+ベルトで310ちょうどなので、どうにかワンパンを目指します。(オドリドリは考慮していません、、)
 このマッチアップでは、耐久増し増しにしていればどんな攻撃でもほぼ耐えます。なので、ゲノセクトVを「ツメできりさく」で倒すのもアリです。先にダメージを受けていなければ、サイド3枚以上の働きは見込めます。

ジュラルドンVMAX

しんどすぎるこの高層ビルポケモン

 雪道張りつつワンパンできれば御の字です。全力で探しに行きましょう。1体ジュラルドンVMAX倒せれば他のポケモン倒して勝つプランが通せると思います。基本不利対面なので勝てたらラッキーくらいに考えましょう。

非Vデッキ

ロスト○○多すぎ
CL京都の王者
頭バグらせマン

 非Vデッキに対して、基本的にVMAXポケモンはコスパが悪く相性が良くないです。特にレジギガスやロスト系(ロストバレット、ロストカイオーガなど)には極力出さずに戦います。(場に出さないことでリザードンVMAXが倒されないという意味では活躍してると言えます!!)
 リザードンVのまま、「やきつくす」や「ヒートブラスト」で戦うケースもあるので積極的に取りたい択ではありませんが、1つの選択肢として検討の余地はあります。

■採用カードについて

ルギア単デッキをベースとしているので、採用枚数の部分で調整したものについてのみ記載します。

【デッキコード】niLnLL-S84Dll-g6nngL

リザードンV.VMAX

1試合で1体立てば十分なのでサイド落ちを考慮して2-2で採用しています。
 リザードンVはFレギュのほうを採用。逃げエネ2つであることと、Vで戦うことになったときに技でエネトラッシュしない継戦能力が採用理由です。非Vポケモンに対して役割持てるケースがあります。

SAほちぃ

 VMAXでは豪快に大物を狩り、一気に試合のペースを握ります。キョダイゴクエンは現環境でもトップクラスの300ダメージを出すことができ、ダブルターボのマイナス込みでも280、ダブルターボなしベルト付きであれば330となりVSTAR.VMAXともに一撃で破壊可能です。
 アーケオスの特性プライマルターボにより、エネルギーのカスタマイズが容易なため、時と場合によって使い分けましょう。

通常色もいいよね

グッズ

先行2ターン目の疑似的なボスの指令が稀に可能

・あなぬけのヒモ 1枚
 貴重な入れ替え手段として1枚採用。ガラルマタドガス対策です。本当は2枚以上採用したいところですが、枠がないため泣く泣く1枚。
・こだわりベルト 1枚
 こちらも複数枚採用したかったですが、枠がないため最低限の1枚採用。VMAX対面時のリザードンVMAXや、かがやくリザードン、ルギアなど打点調整に必須カードです。
・ビッグパラソル
 アメイジングデス対策として1枚採用。

サポート

・博士の研究、マリィ、ボスの指令、セレナ 各2枚
 博士の研究とマリィは、欲を言えば3枚以上欲しかったですが、ネオラントでサーチしてくることも考慮して2枚にしました。呼び出し札であるボスとセレナは合計4枚採用ですが、これは最速winを目指すためには必要枚数でこれ以上削ることは考えられません。

ククイ博士と夫婦らしいよ

・バーネット博士
 採用する人しない人が別れるこのカード、、私は採用しました。このカードがあるだけで負け濃厚な手札から復帰できたりするので、非常に安定感を高めてくれる1枚だと感じています。

スタジアム

季節的にもマッチしてきましたね

・頂への雪道
 スタジアム枠は、崩れたスタジアムとの2択になると思いますが今回は雪道を選択しました。ミラー対決を考えたときに先に雪道張ることができたら、相手はバケッチャor崩れスタorロストスイーパー要求になり、相手は自らベンチ狭めることになるかビッグバラソルを割れなくなるのでどちらの場合でも美味しいと考えたからです。
 ジュラルドンをリザードンで突破する際には必ず使う想定ですし、「ルギアには崩れたスタジアム採用がメジャー」という意識の外から奇襲ができます。

エネルギー

・パワフル無色、ヒート炎 各4枚
 コンセプトのため最大枚数採用。
・オーロラ 3枚、ダブルターボ 2枚
 リザードンと同時にイベルタルも起動準備させ、相手に難しい2択を押し付けるための必要枚数。
・キャプチャー 2枚
 序盤の安定感に寄与してくれます。序盤に手札に来なくても、ダブルターボでダメージ軽減したくない場面で重宝します。

次の特殊エネルギーも楽しみですね

■不採用となったカード

たまにみずかけ使うよね

・マナフィ
 採用は最後まで悩みましたが、ヒート炎で耐久を上げることで解決しようという結論になったのですが、先殴りされたくないので枠に余裕があったら入れたかった1枚です。。
・ノコッチ
 環境的にライコウを始めとした雷タイプはそこまで多くないと判断したためです。実際にあまり見ませんでしたので入れなくて正解でした。
・クロバットV
 ベンチ圧迫するしネオラントと違って山札に帰れないことから負け筋にしかならないと思い不採用。対戦しててナイトアセットができたらなぁ~~と思うシーンは特にありませんでした。
・かがやくサーナイト
 デッキ全体の耐久を高めるために採用検討しましたが、かがやくリザードンのバリューには及ばないと判断しました。
・ロストスイーパー
 シンオウ神殿やポケモンの道具を剥がすために採用したかったですが、バケッチャや雪道でギリギリカバーできる範囲だと踏んで思い切って外しました。バケッチャなどがサイド落ちしたとき欲しいと思ったシーンがありましたが、結果論な気がします。。枠に余裕があれば…(n回目)

このイラストいいよねわかる

■あとがき

 最後まで読んでいただきありがとうございます。
このnoteが少しでも同志の力になれば幸いです。
質問などありましたらリプ、DM、コメント、なんでもくださると喜びます。当方、リモートポケカもできますので、機会がありましたら今回ご紹介したデッキで対戦などできたらなとひそかに思っています。新レギュでもいろんなデッキで遊びつつ、リザードンデッキの研究も続けていきます。今シーズンは割とCSPもあるので、大会の優先権目指して真面目に頑張ってみます。ここまで読んでくださった皆様となにかのかたちでご縁がありますように。。

P.S 公式戦最後の試合を大好きなリザードンで勝って締めくくることができたのは、結果以上に思い出に残る素晴らしいエンディングだったよ。ポケカ始めてからずっと一緒に戦ってくれてありがとう~!ゆっくり休んでおくれ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?