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肺腺がんになった(20:地域連携パス)

昨日は定期受診だった

毎度の血液検査、レントゲンを終え
珍しく歯科受診を案内された

念入りに歯磨きしてくれば良かった
なんて思いながら椅子に座った

歯科医からの説明によると
UFTの服用開始から2月目なので
副作用で口の中が荒れていないか
確認しておきたかったそうだ
特に問題はなかったので一安心

若干お腹がゆるい程度の
軽い副作用ながらも
抗がん剤を飲んでいるんだなと
改めて実感する瞬間だった

レントゲンも血液検査も合格

どちらも結果は良好で担当医師から
安心してUFT続けられそうですねと
言ってもらえた 良かった

今回のお会計

診療・検査5,650円 薬代5,500円
帰り道にランチしようと思ったけど
なかなかの出費だったのでやめた

結局、家でうどんを作って食べた
最近の冷凍うどんはおいしい!

がん治療の地域連携パス

診察後、院内の支援窓口で
地域連携パスのファイルをもらった

結構ちゃんとしている

A5サイズのバインダーにわたしの情報と
今後の通院計画が綴じられている
今後はこのバインダーを持って受診する

より多くの患者を診るための仕組み

いまわたしが通っている病院は、
拠点病院という位置付けで
紹介状なしでは受診ができない

拠点病院には今まさに治療や診断が
必要な患者を集中させて、
地域の医療機関に一次診療や検査、
経過観察を手伝ってもらい
より多くの患者を診ていこうという
医療体制だと理解している

UFTの服用を開始してから
一定回数の診察・検査を終えて
副作用の心配がないと判断されると、
拠点病院での診察は3月おきになる

ただしUFTは1ヶ月分までしか
処方ができないので、
地域の医療機関で診察・検査と
UFTの処方をしてもらうわけだ

地域の医療機関さがし

今回の診療・検査でも経過は良く
UFTの副作用も軽微ということで
5月分の処方から地域の医療機関へ
紹介してもらえることになった

前回の受診時に見せてもらった
提携リストには沢山の医療機関が
掲載されていた
その中からいくつか候補を挙げて
支援スタッフの方が病院に
連絡をとってくれることになった

後日スタッフさんから電話があり
診察は可能なところが多いが
いざUFTの処方の話になると
振り出しに戻ってしまうとの事で
幾つか候補を追加していた

結局、ギリギリ徒歩圏内の病院を
1ヶ月かけて探してくださった
支援スタッフの方
本当にありがとうございます!
通院が楽になります

がん患者さんは沢山いる

診療まで待合ソファでウトウト

血液検査をすると結果が出てからの
診察になるので待ち時間は結構長い

次々と新しい患者さんが来る

家族に付き添われた車椅子の方や
ニット帽に寝巻き姿の入院患者さん
こういった人は実は半数以下だ

スーツ姿の男性

制服を着た女の子

入院になっちゃったの〜と
笑いながら電話するご婦人

ベビーカーを押す ご夫婦

街ですれ違ったとしても
がん患者さんだと気がつかない
そんな人が半数くらい
みんな頑張っているんだな

まずはUFTを2年やりきって
5年の経過観察を乗り切ろう


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