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クラシック音楽の沼へのお誘い2 マーラー

おおっと、この企画なんと早々と第2回を投稿という素早さ。すばやしい。さて皆さま、いかがお過ごしでしょうか。私は、中年中太りがもはや大太りになりそうな秋の深まりを楽しんでいます。九州うどんの第三勢力「大地のうどん」がとても美味しゅうございました。

さてさてマーラー、皆さま名前ぐらいは聞いたことありますかね?マーラーこそ、まさに沼です。私は大学生の頃、オケの先輩からマラ1のバーンスタインのCDを聴かされたときから早や25年以上、めちゃくちゃ愛しております。そう、マーラーのことを交響曲の番号と合わせてまらいち(=マーラー交響曲第1番)とかまらご(=マーラー交響曲第5番)とか言います。これはプロオケ界隈でもその様なので、ちょっと知ったフリするには良い表現です。リピートアフターミー、「あーこのまえのコバケンのマライチ行きたかったんだよねー」。訳すと、指揮者の「小林研一郎さんのマーラー交響曲第1番を聴きに行きたかった、忙しくて行けなかった」という忙しいアピール(笑)も併せて可能ですので、是非お使い下さいませ。ちなみにマーラーフリークなる方々は、コバケン先生をお認めにならないみたいです。私は好きだけど。なぜかコバケン先生2回目も登場。

しょうもないイントロから始まってしまいましたが、さてマーラー行ってみましょう。マーラーの沼にお誘いするにはまず、彼の人物に触れるという、至極オーソドックスなアプローチでいきましょう。はい。
マーラーは、当時トップクラスの指揮者でした。それもそのはず、あのウィーン国立歌劇場の音楽監督でしたので、トップオブオーケストラとスター歌手を率いて毎日のようにオペラを指揮し、またコンサートも企画して様々な演奏会での指揮をしたんです。人気者だったみたい。指揮の様子を書いた漫画(カリカチュア)があるので、ググッてみて下さいね。なかなかアグレッシブな指揮をされた様です。日本人に例えるなら広上淳一先生でしょうか。下野先生も良いですね。おお、コバケンからの流れで何故か日本人指揮者の先生方がたくさん登場されました。

マーラーは指揮者として活躍するんですけど、人気者でありながら、40才を越えるまで結婚してません。なんか今の独身男性と似てますね。この辺も時代の先取り感ありますね。そんな折に、出ました。アルマと出会ってしまいます。アルマ・シンドラー。絶世の美女ですね。知性と美貌、気品と情熱。写真だけでもイイオンナですよ。マジで。これも是非、ググッてみてください。
約20歳も年が離れているにもかかわらず、求婚を受け入れちゃいます。何があったんでしょうねぇ。恋とは、愛とは、分からないものですねぇ。マーラーもタダの面食いだったんですかねぇ。でもいろいろ接してみると、マーラーにとってはあの超大作交響曲が生まれるのに、アルマの存在は大きかったことは確かな様ですね。さてそろそろ、その超大作をご案内しましょうか。

マーラーといえば、最後のロマン派交響曲作曲家といわれます。ナントカ派っていろいろありますけど私はあまり好きではありませんが、何せマーラーはロマンチック。ロマン派音楽の代表みたいなところがめちゃめちゃあります。もちろん、その音楽の先進性みたいなものもありますけれども、あのイカツイ風貌からは想像できない様な愛に溢れた音楽が作られるんですよ。たぶん、多分ですけど20世紀以降の映画音楽の作曲家はほぼ間違いなくマーラー聴いてます。マーラーのマネとしか思えない音楽、結構あります。これはまたの機会に。

少しだけ触れておくと、映画「ヴェニスに死す(1971)」でマラ5の4楽章「アダージェット」が使われるなど、マーラー曲自体が映画音楽になることもあります。この曲は本当に有名ですね。私も大好きな曲のひとつです。管楽器は一切出てこないんですけどね。本当に素晴らしい。

そろそろ、マーラーのオススメ曲を3つ、ご紹介しますね。全部聴くと長いので、最初はBGM的に聴くのも良いかも知れません。

交響曲第1番

交響曲第9番

交響曲第10番1楽章 アダージョ

いや、他にも5番とか、6番とか、3番とか、4番とか、編曲モノとか、歌曲とかあります。大地の歌とかもめっちゃ良い。だがしかし、まずはこの3つ。この3つは長さもちょうどいいし、マーラーとは何かを感じるのに、すごく良い曲です。

誰の録音がいいとか、諸説ありますよ。でも、まずはYouTubeで良いのでは?お好きな指揮者、お好きなオーケストラに出会えるとイイですね。
それでは、沼の中でお会いしましょう!

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https://youtu.be/4XbHLFkg_Mw?






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