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ハリソンGPフォルテ仕様 レビュー

みなさんこんにちは!クラタでございます。
ではでは、記念すべき1本目の記事いってみましょう!

ハリソンのリガチャーレビュー


"プロ、アマチュアを問わず世界中の演奏家に愛用されていたリガチャーの名品ハリソンが、各ジャンルのプロフェッショナル奏者とグローバルの共同開発により完全復刻。独特の"H"形状がリードを的確にホールドし、それぞれの特長を活かしつつ重厚かつブリリアントな音色をもたらします。逆締めタイプで長時間の練習でもリードがずれにくく、いつでも素晴らしい音色を得られます。"
グローバル管楽器アクセサリー総合カタログより


こちらはですねグローバルさんから発売されておりますハリソンハーツの復刻版リガチャーのGPフォルテ仕様でございます。

フォルテ仕様とはなんぞやといいますと、従来のモデルより外周部分の金属を厚くし、芯のある音色とよりよいレスポンスを得られるようにしたよーというモデルでございます。

でですねクラタはこちらのハリソンGPフォルテ仕様をメインのリガチャーとして愛用しております。

結構昔からあるメジャーなリガチャーなので使われている方も多いかなとは思うんですけども、クラタなりに感じたことを書かせていただこうかなと思います。

ハリソンの印象

まず、クラタの第一印象としては癖の少ない素直なリガチャーだなと感じました。
また、明るく爽やかな、よく響く音色の溌剌とした印象を受けました。

近年はそのリガチャー独自の吹奏感や音色を持っているものが多い中で、いい意味で古き良きといいますか素朴な感じを残しているリガチャーだと思います。

ハリソンの音色


音色としては明るくオープンに響き、抜けがよく、音の線も細くならず太く響きます。

また、リガチャーのネジがマウスピースの上側にくる逆締めであることもあってか雑音なくクリアな音で吹けると思います。

ハリソンの吹奏感


全体的に細く造られており、重量が軽く、またリードとの接地面も小さいことから、吹奏感としてはどちらかというと軽めになっています。かといって音が開くとか息がまとまらないということはなく、絶妙なバランスを保っているなという印象です。

クラタ的ハリソンのちょっと物足りないところ


クラタ的に少し物足りないかなと思うところは、これは演奏する曲や個人の好みにも左右される部分だとは思うんですけども、先に述べたようにどちらかというと明るく軽妙な感じのリガチャーなので重厚な音とかダークな音というのは少し狙いにくいかなというところですね。

なので、ブラームスとかよりはプーランクとかの方が相性がいいのかなと感じました。

通常仕様とフォルテ仕様の違い


ちなみに通常仕様のGPと比べると息の許容量や響きが増しているように感じます。なので、たくさん吹き込みたい方やゴージャスに演奏がしたいという方はフォルテ仕様が合っているのではないかなと思います。

逆に、フォルテ仕様になると若干ですが吹いた感じが重くなるので、息の量があまり多くない方や初級レベルの方は通常仕様の方がいいかもしれません。

ハリソンこぼれ話


また、ハリソンは細い造りの割に、しっかりリードをホールドしてくれるところも見逃せないポイントかと思います。

ちなみに、ハリソンではリードを抑える部分がすぐに切れてしまったという話をよく聞きますが、クラタが使っている限りでは切れてしまったとか切れ目が入ったということは今のところないです。

恐らく、ネジを締めすぎると切れてしまう原因になると思うのでネジは軽く留めるくらいにするといいのかなと思います。(音色のためにも)

ハリソンまとめ


価格
安価 〇〇●〇〇 高価

音色
暗い 〇〇〇●〇 明るい

吹奏感
軽い 〇〇●〇〇 重い

ホールド力
弱い 〇〇●〇〇 強


はい。ということでハリソンのリガチャーレビューいかがでしたでしょうか。クラタの貧弱な文章力でどこまで伝わっているか分かりませんが少しでもご参考になれば幸いです。

すごく魅力のあるリガチャーでお値段もお手頃な部類ですので(定価11000+税)気になった方はぜひぜひ楽器屋さん等で試奏していただければと思います。

それでは、今回の記事はここまでにしようかなと思います!最後までお読みくださった皆様ありがとうございました!ではまた次の記事でお会いしましょう!

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