鳥居みゆきって、怖い?
まもなく育児休暇が終わって職場復帰が迫っている
クララリネットです。
浦島太郎で戻る職場。
本音を言ったら、乗り気ではないんですけどね。
夜、頭の中がぐるぐるして病みそう…
そんな時は、巡り巡って
鳥居みゆきさんの動画に行き着きます。
病んでいる時に見るのに
ちょうどいいんです。
闇夜を照らす光というよりは、
闇夜に寄り添うもう一つの闇
みたいな。
真っ向から挑んでこない寄り添い方が
不気味で心地よいのです。
そんな彼女を一言で表すなら
「天才」
えっ、
「恐怖」とか「変人」とかじゃないの?
私も最初はそうでした。
鳥居みゆきの印象って言ったらあれですよね、
レッドカーペット(同世代伝われ)
白装束にマラカス持って、
クマのぬいぐるみ引きずりながら
「ヒットエンドラーン!」て叫んでる。
平場では訳わかんない言動で
もう何考えているか分からなすぎる。
結論、「怖い」
第一印象がこうでしたから、
私も最初は引いておりました。
でも、他のネタやライブを見るようになってから、
「この人、天才すぎて怖い」
に変わっていきました。
いやぁ、味わってほしいこの怖さ。
あんなことやこんなこともできちゃう
彼女の怖さ。
3本ほどネタを紹介しながら、
彼女の魅力をお伝えできたらなと思います。
YouTubeから引っ張ってきてるので
ちょいと古めのラインナップです。
ネタによっては賛否両論あると思います。
R18スレスレなのもあると思います。
…これだけ言えば大丈夫かな。
『麻衣子』
文字に起こして説明すると
エグい表現になりそうなので
とりあえず見てください(笑)
言葉の面白さが好みです。
ちょうどいいくすぐったいところを
突っついている感じ。
「家庭科教師は仕事に家庭を持ち込むな!」
「新しいふるい…」
「自力本願で行きます」
私が特に鳥肌たったところは、
「♪ていおうせっかい〜にひとつだけの花」
「マッキー?(末期)」
この記事書きながら今、気づきました。
何回見ても気付かされることが多くて癖になります。
このネタの続編(?)に
『数子』というネタがあるのですが、
これも後味悪い悪い。
悪すぎて小説一本読み終えた気持ちになります。
内容が『麻衣子』よりもエグいので注意。
(妊婦さんとかは見ない方がいいかな…)
『テスト勉強』
ボケの加速が心地よいです。
そしてちょうど良いあるあるのライン。
「一本足りないロケットペンシル」
「大きいコンパスを上手くひける
数学教師はどこにいるんだ!」
「パナップなのに短いスプーン」
難しい言葉も出てきます。
「あめゆじゅとてちてけんじゃ」
宮沢賢治の『永訣の朝』に出てくる一節です。
訳:雨雪(みぞれ)を取ってきてください
↓
おつかいに行ってきて
↓
1000円を持っておつかいを頼まれたタクマ
気持ちの良い連想ゲーム。
そして明らかになる一人芝居。
鳥肌もんです。
ちなみに、私がこのコントで一番好きな言葉は
「コーヒーfeat.睡眠薬」です笑。
『妄想葬儀』
『テスト勉強』のネタもそうですが、
リズムが良すぎて1回ではボケに追いつけない!
この量を暗記してるんですよね。
それだけでも凄すぎる。
ひかる語彙達。
「連絡網シード」
「遠足バス いつも補助席」
「末期の水はペリエ」
一歩間違えたら不謹慎。
一歩間違えたら芸術。
この短さで情報量過多。
同じ妄想シリーズで
『妄想結婚式』というのもあります。
そちらも言葉の羅列、速度、情報量が凄まじい。
鳥居さんの実話も含まれているんだとか。。
私のおすすめのネタは以上の3本です。
かなり昔の映像なので、
今の鳥居さんと比べるのはあまりお勧めしません。
現在はどちらかというと…
ライブがすごい!
『シャングリラ』
『モンスター』
『狂宴封鎖的世界シリーズ』
見終わった後に泣けてくるっていう凄さ。
恐怖とか意味の分からなさとかもあるのに
泣けてくるっていう凄さ。
全ての公演の円盤を見ていますが、
毎回泣いては、毎回考えさせられるライブです。
「鳥居みゆきって怖い?」
と見るのにちょっと勇気が必要な方は、
ライブのコントから見るのをオススメします。
あ、オープニングはさらっと流しましょう。
基本、怖いので笑。
コントパートから入って、
慣れてからオープニングを見る、
という流れの方が
免疫がついて見やすくなると思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事を書いていたらてっぺんを越してしまいました。
…深夜に見る鳥居みゆきのコント。
…抜け出すことは難しそうな時間帯。
おやすみなさい。
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