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いつ以来ぶり?の旧友と

彼女が結婚した時には会っている。
結婚式に行ったので、
そのタイミングで間違いない。

それ以降はもしかしたら年賀状だけだったかも知れないな。

何がという理由もなく、
子育ての時期だったり、
転勤で物理的な距離があったりと、
あっという間に月日が過ぎていた。

その疎遠だった旧友と、
あの頃は毎日会っていた場所。
昔、通った学校の正門の前で待ち合わせをして再会した。

彼女の用事ついでにランチでもという事だったのだが、
私はなにも身構えることなく
自分のことをこの人には
話せるんだな。
と別れた後からふと思った。

忘れっぽくなってる事もサラリと許してくれる同年代との会話。

最近の体調の話まで聞いてもらって、
勇気をもらった。

多分この人といる時でないと
この感じにはならないのだろう。

それは、とうの昔に忘れていた
鎧のようなベールを必要としない、
自分が透明でいられるような
感覚だった。




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