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メモの記憶

記憶力があまりよくない。それなのに、最近職場で「よく覚えてますね」と言われることが多い。なぜだろう。

言われる事柄から思うに、自分の中では、ポイントポイントを覚えてるだけで、これは仕事で全体に流れてる話から大事そうなところを拾ってプロジェクト管理してる感覚と同じ。
『メモ』として『この人がこう言った』と記録してるのに近いのかもしれない。楽しかった感覚とか苦しかった感覚と一緒になって思い出が結びついてないし、映像としても思い出せない。
見事な位、ほとんどのことを思い出せない、そんな自分の記憶力がちょっと残念に思ってから「よく覚えている」と言われるとその度に心底驚いてしまう。

年末から、遠隔でボディケアしてもらって現時点で通算3回目となってるのだけれど、体に出てる滞りとして、XX年くらいの出来事で要因になりそうなことありそうですか?と言われてその年の手帳を見返してみたら2回とも仕事に対してひどく飽きてて、そして嫌だった時期だった(笑)。人間関係変えたいと思うほどに苦しいなーと思っていた年というタイミング。
でも、その同じ年にすごく楽しい出来事も日記には書いてあって、まるで時系列が記憶の中では結び付いて無かった。
細かく丁寧に管理できない性格だけどそれでもスケジュールとして手帳に出来事を記録して、ちょこちょことたまに日記的に書き記して残しておく事が好きでよかった。
今になって関連づくことがあるなんて、その為にしていた訳でもない事だけに面白い。

殆ど過去を振り返ったりしないし、あの時に戻ってやり直せるのなら~的な事も思わないのだけれど、ある意味いつも諦めと我慢の中で過ごしていてたのかもしれないな。
XX年の出来事で~と言われて手帳を見返すきっかけとなった今回の事で、今につながるまでの長い伏線を見る事で、嫌な事はできる限り封印してやり過ごしてるように思えた。その出来事はそれで。と手放せたらいいのだろうな。

これはちょっとづつでもやってみたい事。

今週、オーダーしてあったブレスレットが届いた。
同じ方に不定期にお願いしてて、今回は2年ぶり位。届いた封書を開けて、包みをワクワクして開けたら、出てきたピンク色が可愛くて、見てるだけで自分自身が優しい気持ちになった。
毎回「わー!好き。石が輝いてる」と思うけど、今回のはチャーミングながらも芯のある雰囲気。
2年前に作ってもらった方も大好きだけど、ちょっと普段はしない過去をせっかくなので同じように振り返ってみた。
このピンク色のブレスが待ってる未来があるとは思えないほど、闇が深い時期が始まる頃に届いたブレスレット。色々と旅行も行ったし、美味しい物も食べたし、ある程度社会に貢献もしてる。もうやり残したことも無いし、いつ終わってもいいとばかり考えていた。いつも頑張らなきゃと戦いながら生きることへの反動で何もやる気になれなかったのかもしれない。

最近は面白い事を探したいと思っているのだから。気持ちは変わるものだ。

これからは、自分の気持ちを大事にしよう。そんな日々を過ごしたい。

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