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また逢う日まで

長いようで短いひと夏の恋愛が終わりを迎えた
やっぱりお互いどうしようも出来ないところまで何か、悪いものが侵食してきていた そんな感じ
気づいていたけどその時は案外元々そう決まっていたかのようにすんなり訪れた
「今までありがとう さよなら」
貴方の儚く柔らかい声でそんな事絶対に言われたくなかった 
嫌だ 理由の以前に体が、本能が手離したくない手放されたくない また貴方と素敵な景色時間愛情幸せを共有していたい
貴方は半信半疑で、足掻く私の事を目を細めて見つめ一言
「1年待てないでしょう」
貴方とまた笑える日々が来るかもしれない触れることが同じ時間を共有する事が出来るかもしれないそんな望みのある事を貴方は提示してくれた

涙ながらにこれで1度最後と言っていたお互い熱く冷たい夜を過ごしたはずなのに何故今彼が目の前にいるのだろう 私が大好きな彼の腕腕に触れられている柔らかく少し冷たい口に触れられている
私は1番大切な人を裏切ってしまった
どうでもいい人に裏切られた
敢えて裏切られたせい、誤解だったとは言わない
私の責任 自分で決めつけた事 弱さ 私のわるい所
正直もう一度チャンスをくれるとは夢にも思っていなかった

私はこれからの1年真面目に勉強をし資格を取り貴方の愛を育成し続ける セックスも1年お預けでしょうね

ありがとう愛している人
さようなら
また1年後
始まりの場所で

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