・『ファウナス討伐』の裏話
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今回の記事は2024年の正月休みにTwitterで更新したフィギュア寸劇『“飼い犬”と呼ばれた若者』の“ファウナス討伐”エピソードの小話になります。
『“飼い犬”と呼ばれた若者(以降“本編”と呼称)』はフィギュアのミキシング(組み換え)を物語にするという面もあるので当初の予定ではガッツリ経緯を物語として書く気でいましたが、なかなか本編を進められずフィギュアの組み換えも出来ないので意欲を失うという悪循環に陥り掛けてました。
そんな思いをtweetしたら友人から助言を貰い、それを機に重要な話だけどファウナス討伐エピソードは短縮しようと決めて、正月休みを利用して一気に物語を進めることにしました。
なお『“飼い犬”と呼ばれた若者』自体が玩具遊びですから、設定も二次創作および三次創作であることを御了承ください。
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なお我が“玩具妄想”の本編である「“飼い犬”と呼ばれた若者」の経緯は引用元のモーメントを参照してください。
ただTwitterでモーメント機能のサービスが終了しているので、その後の経緯を辿りきれるか否か……という問題があることも御了承ください。
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今回は話を簡略化するために深緑森からヴェテリス一行が帰還した場面から始めているので、ファウナスとの戦闘シーンは回想という形式を取っているのが伝わるように敢えてモノクロにしています(逆にnoteの記事ではカラー画像を用いています)。
それに場面を進めるために説明を殆どスッ飛ばしているから(此方が想定した)状況を正確に理解するのは困難だと思うので補足というか付け足しというか……という記事にするつもりです。
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ヴェテリスは“赤い星の息子達”の盟主スカプラーを排して組織の乗っ取りを企んでいますが武力も権力も盟主に及ばないのは承知しているので、スカプラーには無い“生身の肉体”を利用して領主になることで権力を得ようとしました。
しかし領主の権利は得たものの領地には総帥VEGA率いる犯罪組織が蔓延り、彼等を排除しない限り領地を運営する旨味がありません。
そこでヴェテリスは領主の権限を(それこそ時代劇の悪代官の如く)濫用して犯罪組織の情報網や資金源を断ち切って弱らせてから総攻撃を加えました。
ここで誤算だったのは総帥が予想外に強くて討ち取るどころか劣勢を強いられたこと。結果的にヴェテリス陣営は勝利しましたが、盟主を退けるには力不足であることを突き付けられました。
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そこでヴェテリスは森の守護者であるファウナスの力を取り込むことでアンデッドと相反する生命の力を得て盟主スカプラーに対抗しようと画策しました。
ついでにヴェテリス自身を討ち取りに乗り込んできたディックの品定めもして、見込みが無いなら捨て駒にする気でいました。
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しかし嘗て退けたビザールの乱入などヴェテリスにとって嬉しい誤算が重なってディックがファウナス討伐を果たしました。
ファウナスが所有する長剣をディックが奪い取ってトドメを刺したことで、ヴェテリスはアンデッドと相反する生命の力に満ちた長剣を担える存在と見做してディックを自らの陣営に引き込むことを決めています。
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戦意を昂らせたままディックとビザールが衝突しても旨味が無いヴェテリスは、ビザールに彼の持ち物だった斧を“褒美”として返却することで場の空気を切り替えて収拾を図り、ファウナスの力を自身に取り込むという本来の目的を達成しました。
ヴェテリス自身がファウナスの力と相性が良い訳ではないのですが、アンデッドに対して有効な力を得たことは間違いありません。
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……という経緯でスレッド冒頭に至ります。
引用元スレッド“1”でチハルとの会話は、出立時と帰還時で雰囲気が変わり過ぎてディックだと認識できずに驚いてることを表現したかったのですが、詰め込み過ぎて読み難い文章になっているのに反省するしかありません。
恐らく今回の記事自体が自分自身に対する覚え書きになってしまい、Twitterで『“飼い犬”と呼ばれた若者』を読んでいる人に伝わるのだろうか?という不安を感じているので後ほど修正するかもしれません。
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