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なるほどクラック vol.1 〜CLACKの活動の概要〜
NPO法人CLACK(クラック)理事長の平井大輝です。
これからなるほどクラックという形式で、CLACKの活動について定期的にnoteを書いていきたいと思います。
想いなどを書いていくとどんどん内容が膨らんでいくので、vol.1は概要だけのnoteです。(最初に書いたのは2020年で現在2022年版にリライト中です。そのため、随時更新されていきます)
CLACKのビジョン・ミッション
CLACKでは次のようなビジョン・ミッションを掲げ、活動しています。
ビジョン:
生まれ育った環境に関係なく、子どもがあたりまえに希望とワクワクを持てる社会
ミッション:
プログラミングで学習支援で困難を抱える高校生に自走力を
CLACKの名前の由来
CLACKという名前には、2つの意味が込められています。
①CLASH + LACKの造語
何かが不足している状況に負けじとぶつかっていく決意
②苦楽(くらく)
苦しさも楽しさも知って、たくましさとやさしさを持った人になってほしいという願い
CLACKを立ち上げた背景
CLACKを立ち上げた背景(前編)
CLACKを立ち上げた背景(後編)
CLACKの取り組みについて
CLACKが取り組んでいることは、経済的・環境的に困難を抱える高校生へのプログラミング学習支援とキャリア教育です。これらの機会を社会人エンジニアや大学生の方が技術面や接し方の研修を受けた上で、高校生に提供しています。
CLACKの取り組む子どもの貧困という課題
子ども支援の現状とCLACKの取り組み
プログラミング学習支援について
プログラミング学習支援は3つのステップで実施しています。
ステップ1(Trial):2時間程度のプログラミング・ICT体験
ステップ2
Tech Runway:3ヶ月間週2回のプログラミング学習支援(PC、Wi-Fi、交通費も支給)、キャリア教育も隔週で実施
Tech Runway Camp:5日間のプログラミング学習支援(PC、Wi-Fi、交通費も支給)、キャリア教育も実施
ステップ3(Tech Runway Plus):
Tech Runway、またはTech Runway Camp修了後の生徒が参加。
自分で目標を決めて、インターンや資格取得などに取り組みます。
CLACKのプログラミング学習支援(前編)
CLACKのプログラミング学習支援(後編)
キャリア教育について
キャリア教育としては、Tech Runwayの生徒に対し、隔週で以下のような機会を提供しています。
・お金や生活に必要な知識を学ぶワーク
・進路選択についての幅を広げるためのワーク
・情報検索の効果的な方法やITリテラシーについて学ぶワーク
CLACKのキャリア教育
高校生の集め方について
CLACKでは上記のようなプログラミング学習支援・キャリア教育を無料で提供しています。
しかし、経済的・環境的に困難を抱える高校生に情報を届け、こうした機会に参加しようと思ってもらうまでには多くのハードルがあります。
そのハードルを取り除くため、CLACKでは
・工業や商業、総合学科、通信制を中心とした高校
・高校生支援のNPO
・ひとり親支援のNPO
・社会福祉協議会
など高校生を支援していたり、高校生と関わりのある方と連携することで
参加までのハードルを下げる取り組みをしています。
その一環として、2020年10月より、大阪市の工業高校内で校内居場所カフェ事業を実施しています。
高校内居場所カフェ
組織の体制について
運営体制としては、僕含め有給スタッフ13名(内フルタイム3人)とボランティア約60名の組織で実施しています(2022年1月時点)。
現在、3年目(任意団体からだと4年)のNPO法人となっています。
現状は企業や個人の方からの寄付、財団などからの助成金、IT案件受託やプログラミング講師などによる事業収入によって運営しています。
高校生をサポートする活動を「応援したい!」と思った方は、ぜひマンスリーサポーターになって頂けると本当に嬉しいです。
より多くの高校生に機会を提供していくための交通費やPC購入、講師謝金などに使わせていただきます。
▼月額1000円からのCLACKサポーターになる
最後まで読んでいただきありがとうございます! サポートしていただいた分は生徒の交通費などに使用させていただきます。