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ロー入試勉強記録(大4.5月)

こんにちは、僕です

今年の夏、秋にロー入試を受けるので記録として今の勉強の進捗や自分のレベル感について残しておこうと思います。

ロー入試結果がどうなるかは分かりませんが、来年以降ロー入試を受ける方の参考になれば不幸中の幸い極まりないです。

1.勉強時間

勉強時間は2月からStudy plusで記録しています。Study plusは、知っている人も多いかと思いますが、勉強時間を可視化できるのでオススメです。

1-1 月別の勉強時間

勉強時間の合計は2023.2.6〜2023.5.24(執筆日)で568時間です。1日平均5時間くらいでしょうか。イマイチですね。

月別の勉強時間

この記録に含まれるものは、自習、友達と組んでやっている自主ゼミ等ロー入試対策をやっている時間のみです。大学の授業は含んでいません。ちなみに大学の授業は週5コマ履修しています。

また、この記録を始める前から勉強をしており勉強開始は入学時なので、ざっくりですが記録外で500時間は法律の勉強をしていると思います。もっとも、この勉強時間のほとんどを民法に充ててしまったというのと、試験対策というより興味あることを勉強していた感じなので効率的とはいえない感じです。(この期間に総合講義と公法系以外の重問は1周目をしています。)

ということで、現時点(2023.5.24)の勉強時間の総量は実質1000時間程度です。

1-2 科目別勉強時間

科目別の勉強時間はこんな感じです。

科目別勉強時間

まんべんなくって感じですね。行政法や実務基礎はローの科目にはありませんが、やりました。

2.科目別の進捗と今のレベル感

2-1 総論

結局、どの科目も弱点ばっかなのですが、体感としては
民法>>刑訴≧民訴>>商法=刑法≧憲法って感じで苦手意識があります。

科目別の詳しいことは後述しますが、どの科目も基本的にはロー過去問+重問+アガルート論証+(必要に応じて)基本書,百選を使って勉強しています。王道って感じですかね。

重問の進捗は全科目1周は終えて、2周目をやっています。
ロー入試過去問は受験予定の学校(明治,中央,早稲田,慶應)を3年分全科目起案する予定で商法以外はやりました。自主ゼミでは、この答案をみんなで検討しています。

2-2 憲法

一番やばいですこの科目
お前はなんなんだと言いたい気分です。
勉強方法としては、アガルートの重問がイマイチという話を聞いたので、ローの過去問に加えて、BEXAの伊藤たける先生の“憲法の流儀”“基本講義憲法”を受講しています。

この講座をロー入試までにしっかりと消化して憲法答案を書けるように頑張ります…

憲法苦手だななんて言っていると渡辺先生に怒られます

2-3 民法

重問を1周解いて、あとは予備過去問は全年度解きました。
比較的得意科目かなとは思います。ただ、全論点完璧というわけではなく、見ただけで苦手!って分野もあるので、それをロー入試までに潰します。
具体的には
・担保物権(特に物上代位や譲渡担保)
・債権総論の多数当事者間の債権債務関係
・転用物訴権
この辺ですね。受験生あるあるかと思いますが、担保が苦手ですね。倒産法選択にするつもりなので今から苦手意識を克服したいです。

得意なのは、契約解釈とか契約責任のあたり(と言っても要件を淡々と当てはめる程度ですが)です。

他の科目に比べるとマシなので、優先順位は低いです。

2-4 刑法

重問1周終えて、今2周目です。
刑法のレベル感としては、考える順番(構成要件→違法→有責)はわかっていて、基本的な定義(「窃取」(§235)= 占有者の意思に反して財物に対する占有者の占有を排除して、目的物を自己又は第三者の占有下に移転すること)はわかっているという程度です。

承継的共犯などの共犯絡みの論点は共犯の処罰根拠くらいしかわかっていませんし、横領と背任の違いって何?みたいなレベルです。

ロー入試までに重問を2周(トータル3周)して基本論点と定義を頭に叩き込もうと思ってます。

各論は2,3月に定義が重要なことを知りました。今後に期待です。


2-5 商法

商法は重問を1周終えたのと、論証集の使い方講座を聞いて、論証集にアンダーラインとメモはしました。なので、なんとなく論点はわかるようなわからないようなみたいな感じです。

例えば、一人会社の譲渡制限株式の株式譲渡が認められるのは譲渡制限の趣旨が会社にとって好ましくないものを排除することで株主を保護する点にあるから、一人会社の場合はこの趣旨に反しないからみたいなことはわかってます。
でも、新株発行の差し止めみたいなのは分かりませんし、株主総会取消決議の根拠条文って831?847?なんじゃ?みたいな感じです。

これも重問と論証を回しながらロー過去問で聞かれていることをしっかり潰していくって感じです。

商法年末にやったきり見てないからどうなってることやら

2-6 刑訴

刑訴も重問を1周しただけです。

刑訴は苦手意識があんまりないです。というのも、難しいのをやっていないからだとは思います。

レベル感としては
強制の処分=個人の意思に反して重要な権利利益を実質的に制約する処分
みたいなのはわかっています
捜査のところだと「逮捕の現場」絡みの論点も完成度は7,8割ですが書けますし、最近の発見は自動車一斉検問の根拠を警察法2条1項にすると、警察法は組織法なので作用法上の根拠に欠けて法律による行政の原理に反するのでは?みたいなところが問題になりうるのか〜って発見があったとかです(行政法をやって思ったことですが)

かけないところとしては、毒樹の果実や伝聞の具体的問題とかは自信がないです

伝聞が、知覚・記憶・叙述の各過程に誤りが生じやすく公判廷供述とは異なり偽証罪の宣告や反対尋問等によって信ぴょう性の確保ができないことから伝聞証拠は認められない。そこで伝聞証拠とは、公判廷外供述を内容とする供述または書面で、その内容が要証事実との関係で真実性が問題となるものを指す。
↑うろ覚え論証ですが、このレベルです。
伝聞例外の代表例は自己矛盾供述や精神状態供述などがあるなーというのがわかっている感じです。
再伝聞は前にロー過去問やってハッとなった記憶がありますが、今思い出せないです。§324辺りを使ったような

まあそんな感じです。モノによってはかけるけど、かけないものもあるので練習しようねって感じです。

あ、訴因は厳しいっす。訴因特定の機能が審判対象確定機能とその裏返しとして防御権告知機能ってのを知っているくらいです。
刑訴は2月の時は伝聞証拠の知覚記憶叙述云々も書けなくて先輩にビビられました(自慢ではないです)

2-7 民訴

最後ですね。そろそろグダってきました。まとめます。

民訴は規範力、処分権主義、弁論主義あたりの定義やテーゼは覚えましたが、ふわっとした理解って感じです。

民訴はめちゃくちゃ有名ですが、BEXAの大瀧先生の百選講座を見てます。コンパクトにまとめられていて、初学は厳しいですが良いです。

民訴なんて4月まで何も書けなかったので付け焼き刃です。がんばります。

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