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YOASOBI武道館ライブ公式レポーター認定試験


<解答用紙>
問1. 
①[ B ]
②[ C ]
③[ A ]
④[ B ]

問2.
①[おはようございます。]
②[ D ]
③新しいコンビ相手と、大会に間に合う時間までに、仕事を円滑に済ませられるかわからないから。
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問3.
-選んだ楽曲タイトル[ 大正浪漫 ]

-その曲とあなたの出会いやその曲に対する思い入れ

私がこの曲より先に出会ったのは、原作の“大正ロマンス”だ。
YOASOBIの存在に魅了されていただけでなく、次の楽曲小説お題、“おはよう”にまつわる物語に私も参加したいと、毎日毎日執筆していた。

そこに、以前私が情報を掴み損ねていた、「東京、二人の波形」のお題のグランプリが決まったと知り、迷わず読みに行った。どんな作品が、選ばれるのか、基準が知りたかった。

基準。そんな法則的なことは、すぐに打ち砕かれた。
その時代を超えた視点、手紙で進行するアイディア、引き込まれる読みやすさに圧倒された。続きが読みたくて止まらない小説。私には書けているだろうかと、自問自答するきっかけをくれた。

それが曲になるまでは、私の予想より時間がかかったと思う。合間に他にYOASOBIに関するアナウンスがいくつもあったからだ。

いよいよ解禁となった「大正浪漫」。
それは、想像を超えるものだった。時間は無駄にかけてなどいないと、はっきりわかった。
危うさをはらんだ疾走感が、緩急際立たせたikuraちゃんのボーカルと共に行く。流れ続ける時代と、交わらない、交わって欲しいもどかしさも飲み込んでいるようだった。

歌詞は、時空を超えて互いを感じてしまった不思議さが、恋心に変わり想い合う切なさを、原作にかなり忠実に書かれている。
原作の“ロマンス”を“浪漫”としたぶん、古風な言葉も使われている。


特筆すべきは、MVの斬新さだろう。
二つの時代の時計が進み、大正のハイカラな色彩が勢いよく流れる中にいる2人。
華やかさと儚さと。スピード感とラストのスローモーションの対比が、胸にグッときた。

さらに、VRのMVも発信された。
一方通行でひたすら前に前に走り続ける列車と、前方360°をぐるりと見渡せるVRは、本当に驚かされた。
アトラクションのようにあちこち見たくて夢中になる。
2人の展開を見逃していないか、何度もスマホを傾けた。

これぞ、YOASOBI。新しい魅せ方を次々と吸収して発信してくれる。新しい風の時代に、自在に風を操っている。そんな先端を、大正浪漫の時代にも、みた。

そうか、一編の小説からここまで展開を追わせ、ラストまで聞かせる音楽をつくり、そこからさらに視覚的にも世界観を大きく広げさせる。聞き手の心に響くだけでなくリピートしたくなるものに、完成させる力。
これは物書きにも必要な要素だ。自己満足に流れゆくだけではない、盛り込まれた工夫。遊び心。
これが、私には足りなかったのかもしれない。
気付かせてくれた。


これからも、ますます目が離せないと思った。
先端を行く2人。
それでも、「Nice to meet you」と初対面の挨拶をして、仲間に誘ってくれるフレンドリーさが2人の大きな魅力なのは、まちがいない。



ここまで、読んでいただきましてありがとうございました。

Twitterアカウント  @ckpingu_nvl


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この記事は、YOASOBIライブのレポーター試験のために書いたものです。
前回のレポートを、公式マガジンで取り上げてもらったから、あわよくば初回同様、選ばれた中から誰かがまた、なんて考えは当然甘かったわけで。当然なのは、遊びが大好きなYOASOBIだからなわけで。

きっと、プレミアムチケット争奪戦も、楽しい遊びになる。取れなければ、また次に、次の作戦を練ろう。

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