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顎が外れる

顎関節脱臼、通称「顎はずれ」というものをご存じでしょうか。それは顎の関節が外れてしまうことを言い、一般的には下顎が前に出ることが多いらしいです。漫画などでは、たまにこの症状になっているキャラもいますよね。

さて、顎はずれになると、日常生活に大きく支障をきたしてしまいます。

文字通り「顎が外れる」ので、ずっと口が開いた状態になるのです。この症状の厄介なところは、欠伸をしたり、ハンバーガーを大口で頬張ったときなど、何気ない日常で不意に訪れることです。

自分でヒポクラテス法などの整復法を知っていないと、病院に行くまでよだれダラダラのまま過ごすことになります。

「さしすせそ」を言うことができないので、上手く話すことができません。そのため病院を電話で予約することもできませんし、救急車も呼べません。

自分も最近顎関節脱臼に初めてなったのですが、そのときの焦り様は、相当なものでした。(笑)

私は昼だったので早めに対処できましたが、これが仕事中だったり、夜だったり、飛行機の中だったりすると、顎が外れる時間が長時間続いてしまいます。

外れているだけならまだしも、その様子はあまり人に見せたいものではないのです。なのでちょっと恥ずかしいという精神的苦労もあるんですね。

病院に行けば、先生が結構あっさりと治してくれるのですが、再発の可能性があるため、その後の予防は怠れません

例えば、あくびの時に口を大きく開けないように拳を添える、硬いものを食べない、姿勢を正す、咀嚼の時に片側で噛まない、などの対策が必要です。

初めて顎関節脱臼になった場合は病院に行き、自力で治せる方法を教えてもらうのが良いかと思います。

自分でも治せるという安心感は、心の負担も減らしてくれますからね。






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