中国1万人が選ぶ「Afterコロナに行きたい日本の地域」とは?8割の旅行者が2021年内訪日を期待
一般社団法人日中ツーリズムビジネス協会(CJTC)は2020年12月18日に、日中間のツーリズムビジネスの再開を目指し、「日中ツーリズムサミット2020」を開催しました。3回目の開催となる今年は、新型コロナウイルスの影響で、初めてのオンライン上で開催する運びとなりました。
日中両国の旅行業界関係者らが一堂に会し、オンライン上での交流を通じて日本の魅力を中国に発信したほか、日本・中国の旅行事業者をマッチングするためオンライン上での商談会を開催しました。
「Afterコロナに行きたい日本の地域」1万人訪日意識調査
本サミットの開催を記念して、12月8日から15日まで中国人ユーザーを対象とした「Afterコロナに行きたい日本の地域」投票キャンペーン+訪日意識調査を実施しました。
1週間という時間にも関わらず本アンケートは3万PV、有効解答数は1万以上を記録しました。投票者の居住地域は上海、広州、北京と1級都市に集中しており、特に注目すべきは回答者の70%は18歳〜30歳の若者層でした。
日本への訪日意識に関するアンケート
・次回日本を訪ねた時に体験したいこと
大体数のユーザーが人気観光地、自然、温泉から、秘境地や登山、スキーなどを体験したいと回答しました。
・投票者の訪日旅行及び行動意識調査
Afterコロナ後、日本をいつ訪ねたいかという質問に対し、26%のユーザーは2021年7月〜9月(夏休みシーズン)、21.4%のユーザーは2021年4月〜6月(桜シーズン)、また19.6%のユーザーは2021年1〜3月(冬休みシーズン)への訪日を希望していることが判明しました。
・訪日前に知りたい情報
80%以上のユーザーは目的地の新型コロナウイルス感染症の情報、入国に関する政策、オフィシャルの観光推薦ルート、旅行目的地の推薦、目的地の観光情報を必要としていることが判明しました。
「Afterコロナに行きたい日本の地域」1万人訪日意識調査
1位 香川県瀬戸内海小豆島
香川県が見事第一位に輝きました。特に人気が高かったのは「魔女の宅急便」のロケ地である小豆島で、総得票数は3430票に達し全体の34%を占めました。
2位 和歌山県with南海鉄道ー高野山
続いて2位に輝いたのは和歌山県with南海鉄道 高野山の総得票数は2105票で全体の20.8%を占めました。映画「空海 - KU KAI - 美しき王妃の謎」のロケ地として知られており、日本の四季を感じるには絶好の場所となっています。
3位 長野県四季自然絶景
長野県は総得票数で1903票を取り第3位に輝きました。自然豊富で観光資源盛りだくさんの長野県、特に冬のシーズンは野生の猿が温泉が魅力的です。
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