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1分で分かる~コールドジョイント~

今回はコンクリート関連で、コールドジョイントについて説明したいと思います。

結論

☞先に打ち込まれたコンクリートの上に 後から打ち込まれたコンクリートが一体化しない状態となって、打ち重ねた部分に不連続な面が生じること。
☞ひび割れが発生している場合があり、構造物の強度、水密性、耐久性を低下させる原因となる。

「打ち重ね」と「打ち継ぎ」の違いについて

打ち重ね

硬化途中にあるコンクリートに対し、新たなコンクリートを打設すること。

打ち継ぎ

硬化したコンクリートに対し、新たなコンクリートを打設すること。

対策

☞打ち重ね時にコンクリートの打設間隔をできる限りを短くする。
(打ち重ね時間を2時間以内とする。)
☞打ち重ね時にバイブレータ等を使い、新旧コンクリートの一体化を図る。
(下層のコンクリートに10cm程度挿入する。)
(バイブレータの挿入間隔の目安は50cm程度以下とし、垂直に挿入する。)
☞1層当たりの打込み高さは40~50cm以下を標準とする。
☞既に打ち込まれたコンクリートの表面にブリーディング水がある場合は、取り除く。
☞壁または柱のコンクリートの沈下がほぼ終了してからスラブまたは梁のコンクリートを打込む。
☞暑中コンクリートや打ち重ね時間が長くなる場合は、遅延型の混和材、減水剤等により、凝固時間を長くする

「打ち重ね」は、上下層で一体化させることが可能ですが、定められている時間内に打設し終わることがポイントです。

みなさんはどう覚えていますか?

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