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ぽん怖〜チャット記念日の夜〜

はじめに

「ぽん怖」としていますが「怖」は本気で恐怖に思っているわけではありません。喜びと驚きが入り混じった畏敬のような意味で当時とっさに出た言葉とお考えください。最後にも書きますが本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

またもや非常にテンションが高いです。オタク的な表現もそこそこありますので苦手な方は閲覧をお控えください。ただ熱意と愛はあります。それだけでもわかって頂けたら幸いです。

それではどうぞ。


あ…ありのまま起こったことを話すぜ…!

あの…ゴスペラーズ黒沢薫さんが…

俺のスペースに来ていたんだッ…!!

意味が分からないだろう?この一般ピーポーの俺のところにだぞ…!
まあ、これから詳しく話すから腰を下ろして聴いてくれ──────

〜第一章・Loving Out Loud〜

5月5日。私はインターネットの海に

この記事を放流した。私によるゴスペラーズへの一年間の想いの記録だ。およそ7000文字。(重)

ありったけの愛を込めたボトル。海を渡って誰のもとに届くだろう?
掲載は夜遅くだったため、翌朝にリツイート。すると、今までにない勢いで拡散され始めた。

読んでくださった皆さんからのあたたかなリプに心は躍った。「10代がハマってくれて嬉しい!」「ステキな熱量の文章!」皆さん、ありがとう…あなた方のおかげです…ひよっこですが激アツゴスマニになりました…

予想以上に反響は大きく、昼を過ぎても通知が止まらない。あれよあれよと100いいねを突破し、リツイート件数もじわじわと増えていった。Twitterの拡散の早さを身にしみて実感した。

その日の午後5時頃。「本人からいいねとか来たらどうしよう(笑)本当に来ちゃったりして〜♡」などと抜かしていた時のことである。ふとスマホを見た。また通知が溜まっている。皆さんありがとう、と思いながらスクロールを進めると…

♡ Twitter
        黒沢薫
  @K2spicyさんがいいねしました

!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

はい?????

ちょっと待って待って待ってえなんで本当かえ嘘でしょ????????

ほ…本人だ…ご本人だ…

真面目に椅子から転げた。え、本当に?

急いでアプリを開いた。


ほんまやないかい。

そして。

引リツされとる!!!!!!


見つけたときの私の第一声。何も言えねぇ、ということである。

実はその直後、外出する予定があったのだが外にいる間も気はそぞろで何も考えられなかったのは言うまでもない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

帰宅。改めて思い出し、爆散。まず黒沢さんに震える手でリプを送った。

頑張ってきれいにまとめようとしているが、実際は…

↓当時のボトル
「え…なんで…良いんですか…こんなしがない一オタクの拙い文章を読んでいただいて…ああ私ちょっとト◯ロノリしてしまったんですが乗ってくださるなんて思ってなくて…すみません…そういえばそこを拾って頂いたということはほぼお読みになったということで…良いんですか…!?
一生大事にします。印刷して額縁に飾りたいです。

ありがとうございます。あ…えっと…あの…好きです!!!」


この通り。MB5(マジで爆散する5秒前)であった。限界オタクっぷりがひどい…こんな姿見せられない…と思ってまとめようとしたのだが…(←本性晒しとるやないかオイ)

このリプにもいいねがつき、家の中で狂喜乱舞。私のだいぶ重たいゴスマニぶりに理解のある両親もびっくり。本当なら、これで話は終わるはずだった…

が、この後想像を超えるミラクルが起こる。

〜第二章・それでも恋はやってくる〜

一人じゃ無理。抱えきれない。助けてくれ。マニのみんな、オラに元気を分けてくれ…ということでその夜、スペースを開くことにした。


たすけて…

タイトルがこちらである。一人ではどうにもできず、スペース予告のツイートでスピーカー(一緒に話してくれる方)を募集した。
始めたのは21時半ごろだっただろうか。開始と共にフォロワーさんがスピーカーとして入ってくれた。
「やばいっすね!見ましたよ!黒沢さんから引用リツイートなんて…!」
興奮気味にそのフォロワーさんは話した。ゴス関連のフォロワーさんではなかったが、ツイートを見て駆けつけてくれたらしい。ありがたい。

その時私はというと…

「あの…ありがとうございます…はぅ…嘘みたいで抱えきれなくて…どうしようもないんですけど…どうしようって感じです…」

これぐらいのことしか言えなかった。人って驚くと本当に語彙力が乏しくなるんだな、と身にしみて感じた瞬間だった。

フォロワーさんと途切れ途切れになりながらも会話を交わしているうち、どんどんとリスナーが増えていった。普段のスペースではだいたい5人前後なのだが、始めて10分程度ですでに10人を突破。すごい…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

初めにスピーカーとして入ってくれたフォロワーさんが抜けて、ゴス関連のフォロワーさんが二人スピーカーになってくれた。

ス「こんばんは、ボトルちゃん大丈夫…?なんとかなってる…?」
ボ「な゛っ゛で ま゛ぜ ん゛」
ス「だよねぇ…」
ス「わかるよ…」
ボ「とにかく嬉しいことだけは確かです…」
ス「おめでとう…!」
ボ「ありがとうございますぅ……………🥲」

フォロワーさんに助けられまくっている。自分からはほとんど同じような内容しか話せていない。

そして、別で作ったチャットにもリスナー、フォロワーの皆さんがたくさんの書き込みをしてくれていた。持つべきものはフォロワーさん…?


始めておよそ1時間。なんとなくゆるゆる皆さんとお話していたが、ここで突然ある知らせが届いた。
その時のチャットの様子をご覧いただこう。

流れ変わったな
????????

黒ぽんリツイート…???

え…?????何を…???

急いで通知を覗きに行く。

ワ…ワァ…本当だ…ワァ…しかもスペース…?スペースのツイート…?

スペース!?!?!?!?

え、いらっしゃるんですか…本当にですか…私のようなただのオタクのスペースに(以下略)

もうなんて言っていいか分からないですけど…こんなことがあって良いんでしょうか…ありがとうございます…


思いが脳内で溢れる。だけれど、言葉にできない。
…ここから私の喋りはよりたどたどしくなった。

何から伝えればいいのか分からないまま時が流れていく。(どこかで聴いたことある←すっとぼけ)

少し悩んだが、いつ本人に聴かれても良いよう、愛だけは伝えることを決めた。

ゴスペラーズが大好きでたまらないこと。
出会えて良かったということ。
その愛が黒沢さんに伝わったのがこの上なく嬉しいこと。
今年のライブに行くという約束。

泣きそうになりながらも、なんとか言い切った。

ぱっとチャットを見る。

Who is this…?

だ、誰…?お褒め頂いてとっても嬉しいんですが…まさか…ねぇ?

スピーカー3人、大混乱。チャット欄も大混乱。

ヒィ

あわあわしながらもとりあえず話を続ける。が、どんどん中身がなくなっていくのを感じた。一人で喋っていたら、このあたりで黙りこくってしまっていただろう。

スピーカーさんに助けられながら改めて愛を伝える。たぶん愛なんてなんぼ伝えてもいいですからね。(←こんな余裕はなかった)

愛を告げてやっと冷静になりかけた、その時。予感が確信に変わる。

ん?

ん…?

ん…!?

ん…!?
わーお…

きっとそうだ…!!!!!
思いが届いた〜!!!!!!!!

嘘みたい。憧れの人が、私のスペースに…?
しかも、文章を褒めてくださってる…?本物だよね。きっと本物だよね。ありがとう。思いが繋がりました。信じてもいいですか?

嘘のような出来事。ここからは30分ほど、喜びと畏敬に震えながら話した。

そして。

本物だった。本当に本物だった。

スピーカーお二人と、リスナーの皆さんと、人生で二度とないような瞬間を体験している。こんな幸せをもらって良いのだろうか。

ありふれすぎた言葉かもしれないけれど、これは一生の思い出だ。絶対に忘れないと思う。

ありがとう。もう、それしかないです。


 それから少しして、聴いてくれた皆さんに感謝を告げ、スペースを閉じた。驚くことに合計で154人の方が聴いてくれたらしい。

大好きな人がいて、それに共感してくれる人がいて本当に良かった。感謝してもしきれない。


これからも、一緒に坂を登り続けます。

私はそう誓って、眠りについた。


〜あとがき・LOVE LIFE〜

今回も、構想から3ヶ月かかりました。このクオリティで。許してください。

以前のブログについて黒沢さんにお褒めいただいたこともあり、今回は特に気合を入れて書こうとしたのですがなかなか構成に苦悩し結果的にさほどまとまりのない文章になってしまったかと思います。反省ですね…

でも、変わらず愛だけはたっぷり込めて書きました。ただの一高校生ですが、そんな立場でも自分の思いを伝えることには大きな価値があるような気がして。このようないわゆる「推し活」に限らず。

今回の奇跡も、自分から伝えなければ絶対に起こらないことでした。伝えて良かったと心底思っています。

最後に。

黒沢さんはじめ、いいね、RT、スペースに来ていただいた皆さん、この拙い文章を最後まで読んでくださった方々、本当にありがとうございました!!!!!!!!

愛しています。

おわり

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