空も飛べるはず/さよならポニーテール 2020.7.23


16曲目は空も飛べるはず。言うまでもないけどスピッツのカバーでノイタミナ『つり球』のEDです。

スピッツのすげーところは、スピッツの曲って誰が歌ってもスピッツなんだよな。いや、僕が好きなアーティストはみんなそうなんだけど。スピッツは特にそうなんじゃないかと思う。

スピッツのすげーところその2、スピッツがやると誰の曲でもスピッツになるところ。でもこれも、かっけーアーティストはみんなそう。きっとそういうのが個性というものなんだろうな。

この曲も、すげースピッツだし、すげーさよポニだと思う。いやさよならポニーテールはあんまり詳しくないんだけどさ……

しかしまあ、こんな有名な曲、歌えないよね。名曲すぎて無理では?

(貼り付ける「空も飛べるはず」、空の飛び方ってアルバムの方から持ってくるか悩んだんだけど、僕が初めて聴いた「空も飛べるはず」はベストアルバムRECYCLEのものだったので、このCYCLE HITから引っ張ってきた。RECYCLEはスピッツの意志に反するベストアルバムだったからか、サブスクにはないんだよな。)

どうでもいいけど、僕が初めてギター覚えた曲は「空も飛べるはず」なんだ。歴は1番長いぞ、小五とかだったから、ウワ、え、12年……?うそ……

まあ僕はそんな感じで12年弾いてるわけですが、さっぱり上達しない。上達しないっていうか、なんだろう、こう、たどり着けない…… そんなわけであんまり人前で演奏したこともない。永遠の課題曲なわけです。

そんでこのさよならポニーテールのカバーなんですけど、これやってる人たちは多分すごく原曲が好きなんだと思う。愛がある。

アレンジがなんだかすごく原曲を意識している気がする。ギターのメロディをシンセでしっかり再現していたり、ドラムなんかかなり似てるんじゃないかと思う(僕ドラム全然わかんないんだけどさ)。ベースはシンプルになってるけど、その分は多分ピアノが引き受けている気がする。多分。(ベースもよくわかんない)ので。

貼り付けた試聴版だとさわりだけで切れちゃうんだけど、間奏がいい。本当にすごく好き。違うけど、同じことをやっているんだ……

歌声、この独特の力の入ってない声がすごく「空も飛べるはず」に合うと思うんですが、いかがでしょうか(いかがでしょうかってなんだ)。これってやっぱり意識的に平坦にしてるよね。多分。この曲はいろんな人が歌ってるけど、個人的にはやっぱり脱力した歌声の方が合うと思います。

どうでもいいけど 空も〜飛べ〜るはず〜 の「飛べ〜」の部分とか、2番Bメロのとことか、さよならポニーテールの色がついているところも好き。

いいなあ、僕も自分で納得できる「空も飛べるはず」ができるようになりたいな。もう少しかかりそうですが……

このさよポニ版はタイアップのつり球で聴いた。当時仲の良かった友人に激おすすめされて、そいつの家で、円盤ほぼ一気見した。ウワ、思い出したらなんだか切ないな。

その後僕は隅田川でシーバスを始めるわけだが、今に至るまでさっぱり釣れていない。丸一年半くらい何にも釣れないのに川に降りてたのほんとどうかと思う。いやえらいよ。むしろなんでそんなに釣れねえんだよ。

いまだにシーバス釣れないし、空も飛べるはずは歌えないし、友人とも仲直りできていません。うーん。ダメだね。

あ!シーバス釣れるフォロワー、釣り連れてってくれ。よろしくお願いします。

働きたくないでござる