湯船/カネコアヤノ 2020.7.21


14曲目は湯船。

最近、湯船、浸かりましたか。

僕は湯船が大変好きなんだけど、家族はそうでもないみたいで、あんまりお湯が張られない。例外的に父は湯船が好きっぽいけど、なんかスタイルが合わないんだよな……

そもそもこの頃作業場に数日いることが多くて、こちらでシャワーを浴びることが増えてきた。あー、そろそろ湯船に頭の先まで沈みたい。

一人暮らしをする予定はさっぱりないんだけど、もし一人暮らしをすることがあったら、ちゃんと湯船に浸かれるだろうか。難しいかもな。丁寧に暮らすのが苦手だから。たくさんお湯を使うのもなんだかもったいない感じがするし、お湯が溜まるのを待つ時間もかったるいし、お風呂掃除の手間も増えるし。

この間(って言っても結構前なんだけど)、カネコアヤノのライブがコロナで流れてしまった。残念。楽しみにしてたんだけどなあ。代わりにYouTube配信でのライブと、Instagram配信で弾き語りをやっていて、それがめちゃくちゃかっこよくて、ライブに行けなかったのが余計残念になった。

カネコアヤノの弾き語りはもう、それはもう、バッキバキだった(?)。なんか、なんだろうなあ、完全体って感じ、100%この人の曲なんだなって感じ。うーん、うまく言えない。弾き語り、僕もちょろっとやってるけど、かくありたいなと思うものだ。

カネコアヤノバンドセットということでギターとベースとドラムの人がいるライブもすごくよかった。すげ~楽しそうなのだ。いいなあ。カネコアヤノ曲のギターってちょっと懐かしい音作りなのがいいなあと思うのだ。いや、僕にはまだ別に懐かしいと感じるものはないはずなんだけども。ギターに限らず、この曲だとシンセなんかも、うーん、ドーナツで言うとオールドファッションみたいな…… 音楽の話をドーナツで言うなよ。でもほんと、全部、いい仕事するぜ……って感じ。好きだぜ……

カネコアヤノは言葉の温度感が平熱に近いようで、そこが好きだなあ。

毎日レポートを書いたり、こうしてnoteを更新したり、なにかと言葉をつかっているはずなのに、一向に上達しない。上達ってなんだろう。最近短歌もさっぱりできないや。むしろどんどん下手になっている気がする。下手ってなんだよ。歌詞を書くことに関しては、もう無理かもしれないと思う。誰かの歌を勝手に歌うのも、なんだか違う気がするし、どんどんできなくなっていってる。困ったなあ。

なんだか随分暑くなってきたし、じめじめするし、あんまりお湯張ろうって思う気候じゃないね、この頃。でもなんか、なんにもしてないんだけど、なんだか妙に疲れてしまったようで、湯船に浸かりたいなあ。体がとけるようなあの感覚が恋しい。

働きたくないでござる