テニミュ3rd全国立海後編感想
※以前書いた記事の再掲
2/7と2/14に観に行ったテニミュ全国立海後編レポ
メモ書き程度ですが折角なので投下します
※立海及び真田好きな人間が書いた・取り留めがない 批判的な感想含む
俳優に詳しくないのでその辺りの話はほぼ無い
2/7
・冬制服の立海の歌から始まる立海後編
この公演で行われる試合は幸村VSリョーマだけだけど、冒頭は幸村が倒れた時から始まるので、
これは冬からの立海の物語の集大成であり、ある意味で主役は立海でもあるんだなと思った
・軽井沢回想終わった後始まるハイライト
この歌の最中、全国立海の試合展開がわかるようなテニスシーンが行われててすごいな!と思った 位置とかぐるぐる変えないといけなさそうなのにすごい
D1の乾先輩がラケットを持ってない方の手も動かしてて試合中の動きだ!って感動した
ただ前シーズンのサビで鎬を削るverに慣れすぎて今回のアレンジにあれっ!!!???てなったよ 鎬削るverも見てみたかった 鎬は削って削りすぎるということはない
・時間稼ぎする金ちゃんを煽る立海メン こいつら柄悪いな
勝ったメンツはともかく、負けたとき呆然としてた仁王くんが脚をドカッと開いて座ってるのに笑っちゃった この時間真田が立海ベンチにいないからやりたい放題だな
・立海、礼儀作法にうるさそうな真田は割と高圧的だし、柳さんは悪魔化した赤也を完全に止める訳ではないし、柳生はエセ紳士だから、考えてみれば超柄の悪い集団なのかもしれない 止めそうな奴が悉く役に立たねえ
・リョーマが記憶喪失になった軽井沢回想
この軽井沢回想、リョーマが南次郎のもとまで石(ボール扱い)を当てようとするくだりがすごく長く感じて、自分は何を見ているんだ?テニミュってなんだったっけ?って思いかけたけど、
思えば幸村VSリョーマ戦自体がテニスって何だったっけ?ってなる展開の連続なのである意味慣れさせてくれたのかもしれない やさしい
・リョーマと戦っていくライバルズ
生で観劇しはじめたのが3rdの四天宝寺公演からなので、過去のリョーマ戦を観られるのはとても嬉しかった
生で見て実感したけど自分は亜久津VSリョーマ戦が一番好き
亜久津は恐らくリョーマが公式戦でぶつかる初めての壁で、煽りあいの果てに亜久津がスポーツに熱中していく流れがとても良い リョーマも亜久津もこの試合の中で変化している感じがいい
それだけに生で見る亜久津のアッハハハ↑来い小僧↑の演技はアッちょっと違う……!と思ってしまった 赤也の悪魔化みたいなテンションだったけどもうちょい抑えめな方が良かったかも
・記憶喪失になったリョーマに付き合ってくれるライバルズたち、やさしいな……ってしみじみ思った
思えば皆リョーマよりも上級生なので、そういう面倒見みたいなのが出てるのかもしれない
ていうか阿久津は山吹戦で二度とテニスをやることはなかった――ってナレが入った後、このくだりでテニスをして、新テニでもテニスをしてるんだな 禁煙出来ない人みたいになってる
・阿久津にテニスもう一回やれ!って声かけたの田仁志だったけど、ヤンキー同士って共通点に加えてはぐれ者をほっとけない精神から声かけたのかな~って思う 比嘉自体がアウトローみたいなとこあるから
・真田がリョーマを鍛えるくだりでは関東立海の決勝の再現するんだけど、関東立海DVDで真田が負けるシーンを直視出来なかった身としてはおいちょっと止まれ やめろって思いました(弱いオタク)
・真田的には赤也にリョーマのようになって欲しかったのかも、風林火山全部返して欲しかったし幸村と戦えるくらい強くなって欲しかったのかもしれない、と思うと切なかった
それ以前にリョーマのことを眩しく思う気持ちもあるんだろうなって思う
関東決勝ではどちらも本来のチームの柱が不在の中、代理で真田とリョーマが戦ったようなものなので
手塚の代わりに柱に成長したリョーマのこと、自分に出来なかったことをやってのけた者として、誰よりも認める気持ちがあるといいな
・ライバルズの歌、リメンバーパッションの厚みのあるハモリが最高
敗退したキャラたちも着実に実力を高めているんだなって感じられて良い
ライバルズたちはみんな歌うまだけど、その中でも一際突出してる跡部の歌唱力がすごいと思った キャラにも合っている
跡部はソロ歌も一番長かったし、役者の方は実力のある人なんだなと再確認した
・幸村にボコボコにされた金ちゃん、そして『oh神の子~♪』の歌
神の子って言われてるくらいだし幸村はキリスト教モチーフなんだろうなって思ってたけど、神の子の歌の振り付けだとエジプト壁画みたいでフフってなった
・全国立海の流れ、悪魔化なり五感剥奪なり体質がヤバいことになってそうなのが赤也、海堂、金ちゃん、リョーマと下級生ばかりなのがエグい 戦場ではいつも経験の浅い者から犠牲になっていくんだな
・鎬を削る者たち
「真っ向勝負で挑んでこい!神の子にな」って真田の台詞で始まるこの歌、真田自身は真っ向勝負を捨てて勝ちを得たんだよな~と思うとぐっとくるものがある
リョーマは真っ直ぐに幸村に挑んでも勝てる可能性があると思ったのかもしれないし、幸村の最後の試合の相手は真っ向勝負であって欲しいって思ったのかもしれない
・『どんな技も破られる 絶対なことなど何もない』ってくだりで青学のセンターが手塚なのにぐっときた
跡部VS手塚然り、真田VS手塚然り、手塚の名勝負って負け試合の方が多いんだよね
これは黄金ペアもそう 許斐先生になにか拘りがあるんだろうか
・リョーマが試合会場に行った後、あいつにもう一回倒されるとかくやしい!!!って思い思いに荒れるライバルズ このツンデレどもが
・今さっきラーニングしたライバルズたちの技をサクサク返していく幸村
この辺、さっきまでのライバルズのヌクモリティ溢れる流れをものともしない幸村がとてもいいですね ラスボスとはこういうものであって欲しい
・リョーマの雷に「見せたのか……」ってなる幸村
これは原作からしてそうなんだけど、真田と幸村って『二者間で感情が蠢いているがそれを言語化はしない』やりとりが多くて参っちゃう・ボウヤのもとへ向かうのかい?真田……って幸村が言ったときの二者の感情
・雷を見て「見せたのか……」と幸村が呟いたときの感情
・回想で「テニスの話をしないでくれと言っているんだ!」と真田に激昂したときの二者の感情
このあたりテニプリファンに記述式の問題で出したい、色んな解釈を浴びたい
・リョーマを指して時代が生み出した悲しき怪物って言ったりこれこそが幸村のテニス!って誇らしげにしてる真田、さっきまであんなに熱心にリョーマを鍛えてたのにお前もかよ~!ってなる 死の商人かよ
・傷だらけのチャレンジャー
自分にとってのリョーマは『キラキラしてる王子様・最強の主人公』なんだけど
青学にとってのリョーマは大事な仲間で後輩で戦地に送り出すのに躊躇する存在でもあるのかな……っていうのが伝わってきた
悲壮感のある曲調がとても好きです
こういう曲調って今までだと手塚の歌に多かった気がして、リョーマは青学の柱になったんだなってことを歌から感じられていい
・天衣無縫の極みで無双状態になったリョーマ、それでも幸村はずっと打球を目で追い続けており、思考は止めない、という演技をしていたのがとても素敵だった
幸村は相手にどんなことが起ころうとテニスを途中で諦めたりしないんだよ
・ゲームセットの直前、真田と赤也が幸村の勝利を願うところ悲壮感が溢れてて泣けてしまう(2/14の公演では更に演技に熱が入っていた)
・青学優勝してバンザイ!するみんな かわいい
思えば幸村のような特定個人じゃないにせよ、手塚や大石が怪我で離脱したり、タカさんが試合で負傷したり、
青学も上手くいかなかった事も沢山あって、それでも試合を楽しもう!って姿勢を崩さなかったの、尊いな……と思う
・敗退が決まった瞬間、幸村にゆっくりと歩み寄って肩ポンする真田、幸村のラケットを受け取る柳さん
台詞も何もないけど痛いくらいみんなの感情が伝わってきていい
・立海の準優勝の盾を受け取って無言で頷いて去る真田
関東立海だと準優勝のトロフィーを受け取らなかった真田がここでは受け入れてるの、幸村とリョーマの試合を見て、結果負けたとはいえ価値のある戦いだったって考えているからかな~と解釈している
幸村はまだ受け入れられていないのかもしれないけど、この大会での経験を大事に思ってくれてたらいいな
ハイライトでの立海、『輝ける勝利をこの手に掴もう』って歌ってるんだけど、
立海の皆がこの大会を得難い経験だったって思い出せるなら、それはもう輝ける勝利だったといえるのではないか
結果として立海は負けたけど、それでも彼らには得るものがあったんだって思いたい
・青学と立海の卒業式
個人的な嗜好として、『スポーツ漫画等の公式で卒業式が描かれる』のが苦手なオタクなんだけど(なんでかというとキャラの環境が変わっちゃうのが寂しいから)
テニミュでは不意打ちで青学と立海の卒業式が始まってすごくびっくりした 注意書きしてくれやと思った(弱いオタク)
この卒業式のくだり、最初間延びし過ぎてて辛い、ここに時間を割くなら幸村戦をもっと充実させてくれ、と色々考えて割と苦痛だったんだけど、
なんでかというと『歌、踊り、テニスの試合、キャラのやりとり』が何もないくだりだからかな~と思った
普段テニミュをダレずに見れるのは幕間でもキャラ同士でやりとりしてくれたりする役者の細やかな演技があるからなのかなって思った
なお2/14に見たときは当初ほど苦痛を感じなかった。間が変わったのかな?
・立海の卒業式
・3-Aは真田と柳生の返事、まさに優等生って感じ ありがとう
・仁王が普通に「はい」って言っててびっくりした プレミアムなはいだ!!
・仁王と柳生の会話 仁王「元気でやりんしゃい」柳生「アデューとは言いませんよ またあなたとテニスがしたいので」
ここのくだり、柳生ともう会わない?距離を取る?っぽい口ぶりの仁王と、さらっとまた会いたい意志を示す柳生のやりとりがいい
新テニでの仁王のイリュージョン酷使っぷりを知ってると、『仁王と』テニスがしたいって言ってくれるのにぐっとくる サンキュー柳生
・駆け寄る赤也に「立海を宜しく頼む」って言う柳先輩
立海は負けちゃったから何連覇を頼む、じゃないんだな~と思った 赤也の前にはまっさらな未来が拡がっている
仮に翌年立海が優勝したとして、去年からよく持ち直したよな!とか言われたら赤也即座に悪魔化しそうでいいな いやよくないな
・青学の卒業式で後輩に部を託してたのは乾で、立海の卒業式だと柳だったから、離れていても同じような振る舞いをする二人がいいな~と思った
関東立海で再会する以前から二人とも知らないうちに行動がシンクロしてたらいいな
・ジャッカルにお前にばっかボール拾わせてごめんな、って言うブンちゃん
個人的にブン太は卒業式みたいな局面でもいつも通りな態度取りそうだと思ってたんだけど、彼なりの区切りをしたってことはこれからはプラチナペア組まないのかな……とか思うと胸がギュッとなった
というか新テニの時点でブン太は木手とペアって感じになってたから、徐々に解散していったのかもしれない
そんなこと考えとうなかった これだから卒業式展開は自分に向かない(寂しくなるから)
・「お前のお陰で充実した三年間だった」「ああ」っていう真田、幸村
これ、幸村が倒れて真田が立海を背負った期間も指してるんだなって思うととてもいい
二人の手の握り方が握手→グッと持ち上げるような手の動きで、戦友の握手だ~!って胸が熱くなった
・海外に去るリョーマ
青学の柱という称号を腰掛けにするという斬新な展開
でも下級生に教えたり部の纏め方で苦労するリョーマもらしくないので、これで良かったなと思う
リョーマを知る者がいなくなった後も、かつて青学には大会優勝に導いた最強の一年がいたって情報は残って、それが皆を奮起させてたらいいな そこにいなくても青学の柱として君臨してほしい
2/14の回
・リョーマの歌が上手い
リョーマは記憶喪失〜ライバルズとの対戦で出ずっぱりなのに、幸村戦の天衣無縫の極みで本当に楽しそうにしているのがすごい。体力おばけ
・真田がリョーマを鍛えるシーンで言う、『その勇気と自信、忘れるなよ』って台詞最高~!と思った
真田にとって関東決勝でのリョーマとの試合を再現すること=自分の敗退を再現することなのに
それでも真田はリョーマにあの試合のこと忘れて欲しくなかったんですよ 泣く……
・バレンタインの日はバレンタインネタが多かった。客も演者もテンション高いし誰もが浮かれてカーニバルだった テニプリにおけるバレンタインをなめてた
ラストの放送が跡部だしその内容にびっくりした……テニミュバレンタインって跡部様の雌猫になる強制イベントあるんですね
全国立海後友人の協力でドリライに当選したのですが、このご時勢で中止になってしまい残念です。
開催可能な日がくれば是非行きたいです。立海コールやりたいしふわふわも会場で見たい。