生活保護の最高裁判決を占うw

今のところ
高裁レベルでは、
国側の勝訴が多い。
争点はいつものように
国と地方自治体による
裁量権の逸脱や濫用
の有無である。
しかし、どの国でも行政基準の決定と
その実施は行政側が行うものである。
つまり国民側に裁量権はない
ということになる。

裁量権の逸脱、濫用で
一審と控訴審で真逆の判決が出るのは
それが政府の御為ごかしである証拠。

それでは何故、裁判をやるのか
というと、それは民主主義が所詮
礼法だからである。

そもそも裁判が機能していれば
とっくに米軍基地も原発も
なくなっているはず。

生活保護を非難する輩は
それが自分の権利であることが
分かっていないが、
裁判所を含む行政府は、
そもそも、そんな権利は
安易に認めたくはない。
低賃金労働で搾取するのが
国家というものである。

米軍基地や原発問題は、
基本的にアンタッチャブルである。
日本国民の人権より
国際条約が憲法より
上位にある、ということである。

残念ながら
三権分立は、おとぎ話。
すべての裁判官は内閣に支配され
勝手な判決は出せない。

NHK受信料制度を巡る
最高裁判決は
行政側勝訴。

ここから予想する
生活保護のあらゆる裁量権を巡る
最高裁判決は、
推して知るべき。


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