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電子書籍のコンテンツについて

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2014年6月の記事一覧

電子書籍のコンテンツについて~小学館編~

販売方針

印刷書籍重視のため現在単行本として販売されている作品については新刊から数か月遅れて販売される。一部の人気作品については同日発売が行われることもある。また、著名な作家の場合電子版でのみその全集を復刻させるなど適材適所の取り組みを行うこともある。
かつては、レンタル型のソク読みに新刊が偏り、売り切り型の書店では新作や続刊が出ないなどどちらかといえば悪名の高い出版社の一つであったが、Kind

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電子書籍のコンテンツについて~集英社編~

販売方針

印刷書籍の販売が最優先。電子版は1巻無料など大々的に試し読み企画が多い。店舗間での差はほとんどつけない。まだ試験的な対応が多く特に週刊少年ジャンプの売り方には困っているユーザも多い。

配信頻度

印刷書籍の配信と同タイミング(JCだったら月初など)だが「基本数か月遅れ」で配信される。それ以外の時には週に1度のペースで過去の作品を刊行することが多い。
2014年6月、価格改定の折、これ

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電子書籍のコンテンツについて~講談社編~

販売方針

電子書籍は読書の手段のひとつとして考えられており、電子書籍であるからといって、すでに同日発売されている作品の販売を印刷書籍より遅らせたりするということは基本的にしない。

配信頻度

電子書籍市場でもっとも活発な出版社の一つ。原則的にどこの電子書籍店にも同じ日に提供する(※)。印刷書籍との同日販売にも積極的である。
※例外もいくつかある。eBookJapanでの野田ともうしますなど

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