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iri PLUGLESS Tour in 人見記念講堂

前回のPrivateツアーで発表された、新たなツアー。
特に新曲を引っ下げていないので、逆にどんな構成で来るのか
楽しみにしてました…が、期待以上の内容だったので書きます。

開演前、ステージ上を前から10列程度離れた位置で観察してみると、
何やらいつもの構成ではない雰囲気。
下手から「夏くん・(磯貝さん)・シゲさん・森くん・(TIKINGさん)・
ジョージくん」というのが今までの並び。
しかし下手に2つのキーボードで囲まれた空間があり、真ん中より
少し後ろにドラムが置いてある並びに、かなり違う音が出てくるのだろうと
予測できます。

開始後、一番最初に舞台上に現れたのは、数々の曲で共同制作をしてきた
Yaffleクン。金髪を見たときに「おおっ!!」と興奮しました。
この時点でもうテンション上がります。
次に出てきたのがiriちゃん、今までで一番ドレッシーな出で立ち。
曲目はライブでよく演奏されてるものがズラッと並んでいるものの
イントロを聞いただけでは何の曲なのかわからないほどアレンジが加え
られているので、とても真新しい聞き心地。

Yaffleクンが操るのはエレクトリックピアノと電子オルガン(ローズ?)
どちらも刺激の強い音ではなく、打ち込みもキンキンする音を抑えて
いるので、低音はガンガン鳴っていても全体の印象はまろやかで、その分
いつものライブよりiriちゃんの歌声が響き渡ってました。
イメージとしては、いつも開演前に会場内で流れている音楽っぽい感じ。
会場のノリも、手を上げてノッている人は多いけど、どことなくチルく
ゆったりした動きに見えます。
私は手を上げずに体だけ揺らしていました。

弾き語りのコーナー(1番だけ演奏していたので曲数が多めで嬉しい)を
挟んで、すっかりオブジェだと思っていたドラムのプレイヤーが登場。
途端に今までのチルい流れが変わります。
帰ってからネットで調べたところ、イケメンのドラマーは「上原俊亮」と
いう方らしく、手数の多い素晴らしい演奏をしてくれました。
一番心に残ったのが「Shade」、Yaffleクンのアタックの強いピアノの音と、
波のように押し寄せる上原さんのドラミングの緩急がスゴイ。
それでいてiriちゃんの歌声が中心にある、絶妙なバランス。
最後は24-25、Wonderlandで〆。時間ギリギリだったのかアンコールは
無しで、強制的に場内アナウンスが入りました。

ライブの内容は、足繁くiriちゃんのライブに通ってる人ほど楽しめたと
思います、何せ最初から最後までアレンジ加えまくりだったので。
余談ですが、終わってから妙に足が疲れているので床を見たところ、
ステージに向かって斜めに傾斜している事に気付き、あーこれが原因かと。
出入口も狭く、計画退場をした効果もなく会場から出る人の渋滞が発生。
音はよかったけど仕様は残念でした。
別の会場では気兼ねなく楽しめる事でしょう。楽しかったー。

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