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iri ONEMANSHOW STARLIGHTS

ライブはいいね!

さて、iriちゃんのライブに足を運ぶのもこれで5回目…いや6回目?
ライブに足を運ぶ事が3ヶ月ぶりなので、楽しみにしてました。
今回のライブは、タイトルこそ「STARLIGHTS」となっていて、新曲を
冠しているものの、アルバムを引っ提げてのライブではなく
1回きりの公演なので、位置づけとしては以前のアコースティックライブ
のようなものでしょうか。

のっけから6曲くらいを立て続けに披露してスタート。
その後のMCで、ノれる曲を中心にセレクトしたと言っていた通りに
初めてパフォーマンスを生で見たモノがいくつか。
2ndアルバムから「Keepin'」、3rdアルバムから「CAKE」「mirror」
4thアルバムから「Coaster」「Clear Color」
特に、4thアルバムSparkleからの選曲は、コロナの影響をモロ被りした
作品なので、収録曲が生で聞けたのは嬉しい限り。
Coasterでは村田シゲさんの荒ぶるベースが聞けました。
mirrorはバンドメンバーから人気の高い曲という事で、その理由は
「同じメロが出てこない」という所。あー確かに。

バンドメンバーといえば、今回はギターが有名な人らしく、アンコールで
紹介されるまで「あー、Suchmosのギターの人なんだ」という風に
ならなかったのですが、ライブ中から既に存在感をバシバシ放っていて
演奏の手を止めて客席を煽ったり、ほとんどの曲をiriちゃんと一緒に
口パクで歌ってたりと、只者ではない感じでした。

そんなTAIKINGさんのギターが加わった事で、大きくアレンジが変わって
いないにも関わらず、バンドサウンド感が増していて、レコーディング
音源とは違うグルーヴが感じられたので、今後もバックバンドにギターを
入れて欲しいなぁと思いつつ、この人だからこそ成し得た、花の添え
加減だったのかもしれないです。
アンコールラストの曲は、iriちゃんと二人で「はじまりの日」の弾き語り
で終わってたので、豪華なゲストミュージシャンだったのでしょう。

アンコールといえば、「新曲が出ます!」とサラッと紹介した後で
「それでは聞いてください」と、これまたサラッと初披露。
タイトルは「Friends」だったかな?
摩天楼とは違うアプローチの、クールなハウスミュージックテイスト。
映像作品としては残らないそうなので、今日この場にいた人だけが
楽しめた、というライブの醍醐味を味わえました。
これからはフレンズといったiriちゃんです。レベッカではないです。

さて、何度か挟まれたMCですが、回を重ねるごとに肩の力が抜けた
トークになっていて、客席オールマスク着用状態での舞台回しにも
慣れてきてる様子。
どーしてもiriちゃんとコミュニケーションしたい女子がいて
一人大声を出していたので、ともすれば「声出しちゃだめでしょ!」と
会場の空気がモヤっとしそうな所を、軽くいなしつつ笑いに変えるという
トークスキルを披露、巧かったなぁ。

そういえば、今回のステージは国際フォーラムのホールAという事で
iriちゃん史上最大の広さだったそうです。
席が前から7列目だったので「あ~ちょっと後ろの方だったか~」と
チケットを見て残念に思っていたんですが、いざ会場に入ると
全体の広さに対してかなり前の方で、ビックリしたんですよね。
後ろを振り返ると、数千人の観客がいるんですよ。
こんだけいれば、一人でブチ上がってるオジサン状態を遠慮なく
発揮する事ができるので、気分的には楽でした。

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