見出し画像

ぷにぷに電機・和久井沙良 Live@Billboard Live Yokohama

対バン形式のライブを見に行ってきました。
目的はぷにぷに電機(以下「ぷに電さん」)で、和久井沙良さんはノーチェックでした。

いつぞやのタワレコ渋谷で行われた1stアルバム「創業」のインストアミニライブで実際に歌っている所を見て、DJセットではなくバンドセットで歌声を聞いてみたいなぁと思っていたので、ロケーションもピッタリ。
舞台上には、ドラムセットが2つ置いてあり、なんだこれ?と思ったのですが、これが伏線になろうとは…
そういえばMotion Blue Yokohamaっていつの間にか無くなってたんですね。

先に登場したのはぷに電バンド。
ベース・ギター・キーボード・ドラムと共に5人編成でのステージング。
ぷに電さんのウィスパー気味の歌声は、楽器の音で消されてしまうんではないかと思ったけど、結構ハッキリとニュアンスまで聞こえてました。
どの楽器も弱めのニュアンスで奏でているのだとは思いますが、徹頭徹尾チルくてクールな音空間。
私がぷに電さんを知るキッカケとなった曲「透明人間オン・ザ・ビーチ」をバンドサウンドでやってくれたのが嬉しかったです。
(2時間弱のステージを2人で割ると、持ち時間が少ない)
最近のぷに電サウンドをイメージ付けているのが、オルガン系の柔らかいシンセサウンドだと思っていて、その辺りを損なわずにバンドサウンドへと変換していたので、打ち込みで作られた他の曲も聞いてみたい所。
「おとめごころの多世界解釈」~「未来中毒」あたりの、歌い方が違う曲。
2020年以前のぷに電さんを見た事が無いので、いつかワンマンライブで多角的なぷに電サウンドを楽しみたいです。
そうそう、今回も素敵な柄の衣装でした。どことなくフランスっぽくもあり。
バンドメンバー全員のコーディネートをしてるのかしら。

その後に登場した和久井沙良さん率いるバンドは、ガラッと変わって変拍子のオンパレード。
プログレを目の前で演奏されると、こんなに引き込まれるもんですね。
曲に合わせて体を揺らすのすら難しい曲が続く中、一定のグルーヴを損なわなかったのは、鉄壁のリズム隊がいた為でしょう。
特にドラムの人の手数がスゴイ…ってよく見たら、iriちゃんのPluglessツアーでドラム叩いてた上原俊亮さんじゃないですか!!
こうも短期間で、全く違うアーティストの客演で同じ人のドラムに感動させられるって、運命としか思えません。

これだけぷに電さんについて語っておいてアレですが、近いうちに上原俊亮さん目当てでどっかのライブに行ってそうな自分の姿が目に浮かびます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?