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続 ゴミに関わりたいのならゴミの場所に行け

その場所に身を置く大切さ

前回からの続きです。
普通になりたくて入社した会社を、やっぱりゴミに関わりたくて退社した私ですが、普段からよくいく奈多海岸という綺麗なビーチがあって、そこで1人黙々とプラスチックゴミを拾ったりしていたわけですが、その奈多海岸によくいくことを上司におすすめされました。


奈多海岸

ゴミを拾いにいったり、癒されにいったり、砂遊びに行ったり。
いろんな目的で足を運ぶ奈多海岸だけど、頻繁に行っていると見えてくるものがあって。
例えば、定期的に海岸の清掃をしてくれているおじいちゃんが数人いることに気付いたり、風が強かった次の日は砂浜のゴミがきれいさっぱり埋まってそれはそれは美しいビーチになってたり涙


ゴミ処理場

ゴミのことならゴミ処理場でしょう。
ということで、子供たちを連れ立って近所のゴミ処理場見学へ。子供なしで私1人でも笑

とある日
そのゴミ処理場が主催する包丁研ぎワークショップに申し込んだら、抽選で外れてしまって・・・でも後日、キャンセル待ちで当選しました!とご連絡いただいて参加。

そこで、ゴミ処理場に隣接する臨海3Rステーションの職員さんとつながることができ、それから呼ばれてないのに週1でゴミ処理場へ足を運ぶように。
私で何かお手伝いできることがあるかもしれない。
それを発掘するために週1定期的にお邪魔する笑

幸い、いつもウェルカムオーラで迎えてくださるので、私も楽しんで週1お邪魔する。を続けているとゴミ処理場で「金継ぎ講座」を開かせていただけることになった!
いえい!
いえい!
いえい!

あ。私3年前くらいから金継ぎ教室に通っており、金継ぎした器の数はかなりの枚数にのぼります(友人の委託をうけ)
普段使いの器を継ぐくらいなら、人様にお伝えできるかと思い、今回引き受けさせていただきました。
自分の通っている教室の先生にもいろいろとご協力いただき、本当に感謝です。

食器は埋め立てるしかない

以前埋立地見学に伺った際に、お茶碗が捨てられていたのが印象に残ってて。聞くと、陶磁器などはリサイクルができないため埋め立てるしかないとのこと。
ちょっと縁が欠けてしまっただけで、燃えないゴミに出していたこれまでですが、金継ぎすればあっという間にきれに修復されるし、手を掛けるほどに愛着が増し大切にしたいという気持ちも生まれます。
また、購入するときに、間に合わせで買うことをせず、本当に自分が欲しい器か。永く大切にしたい器か。を熟考して買うようになりました。

大切な器がかけたり割れたりしたときに、捨てる一択ではなく、自分で繕う。とうい選択肢が皆さんのなかにもできたらいいな。と思っています。

これから

これから私はどこに向かっていくのか、自分でもわからないけれど
そこに不安はなく、ワクワクでいっぱいです。
とにかく、今自分が置かれた環境でできることを最大限に楽しみながら、そして関わってくださるみなさんのことを本当に大切に思いながら、少しずつ一歩を踏み出し続けたいなと。

そんな一歩のはるか先に、私が辿り着きたい場所がきっとあると信じて。

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