【詩】狼男の悲歌
何も隠さなくていい
恥ずかしがらなくていい
ありのままで良いんだよと
みんなが優しく言ってくれたから
勇気を出して
ありのままの自分を見せたら
みんな悲鳴を上げて
一目散に逃げていった
みんなの優しさは
嘘ではなかったんだろうけど
きっと想定を超えたんだね
驚かせてごめんよ
怖がらせてしまってごめんよ
そしてさようなら
満月の夜は
今までのように
遠く離れたところで
独りで吠えることにするよ
この世界のどこかに
仲間がいることを願いながら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?