2021秋M3新譜「X-2」 収録曲のお話①U-Ray U-Rummy

どうも。のいさんです。

さてさて秋M3のはなし。
まず前回の記事がこちら。
CDコンセプトについてのお話。特設にも似たようなこと書いてるけど。

今回の特設(工事中の段階から公開してるやつ 曲はないよ)

ほいで今回は収録曲1曲目について。
まぁ、視聴が用意できたら貼るんじゃないすか?

(たぶんここにはる)

というわけで、MusicPlanz公認(????)のいさんのメインジャンルSuomisaundi 2021です。
Suomisaundiの説明する? もういい? 何曲も出してるよ?
サブスク上には2曲。

こっちは2015年に書いた


まぁ、要はあたまおかしいやつ。
ジャンル自体が頭おかしいわけではない。 推奨されてはいるけど(?
中には綺麗なやつもある。

後もう一つ、のいさんはSuomisaundiでよく使われるサウンドをわざわざ避けて、
ジャンルに回りくどいアプローチをしてるので、これが正統派と思わないようにw
のいさんはざっくりいうとこのジャンルとDeep Technoの2ジャンルが、
自分の中では創作に走りやすいなと思ってるジャンルだったりします。
少しずつその輪を広げることができればいいなと思ってもいます。

ところでみなさん、創作の定義って自分の中でどうなってる?
とりあえずものつくってたり、すればそれで創作クリエイトみたいなことになってないかなと。
いや、だめじゃないけど。
のいさんそういうのふわっと処理せずに、はっきり定義づけするのが好きなので、わかるそれな!と思ったらこの定義を引用してくれたら幸いです。

のいさんにとっての創作の定義は既存概念からの合理的解脱って考えてる。

ざっくり言えば、料理レシピを利用してレシピ通りに作ることが創作性ゼロとしようか。
レシピをベースに、ちょこっと遊びを加える その遊びが理にかなってればそれがクリエイト。

って、簡単にいうけど、自己にとってのクリエイトであっても、
それが社会にとってのクリエイトかはわからない。

そんなんだれでも思いつくわなんて言われたらそこに自己にとっての創作性はあっても、社会にとっての創作性はゼロ。

一般的にクリエイトっていうと、社会側を取られるでしょ。
そのギャップをずーーーっと埋めていって、0.001でも社会にとっての創作性として条件を満たせば…文化の発展はその凄い小さな数値差分の積み重ねよね。まぁ。

ほい、そこで本楽曲におけるXの特徴について。

U-Ray U-Rummy 読み方は前回の詐欺やだ同様、日本語。うれいうらみ

まぁ、漢字で書くと、 憂 憾 これが曲タイトルです。

タイトルこわくない?とおもった方もいるかもなので、意味を整理しとこ

憂 物事がうまくいかなくてつれーわ
憾 他と比べて満たされてねーわ。

そんな感じね。
まぁ要は、この曲そんな怖い話じゃなくて、
できない発言は100%やってないだけです的な曲ね。

まぁシンセいじってるならその人らしく、
シンセで思った音が出せない?
君今までプリセットはいくつお手製で作った?
みたいな煽り方で曲を書いてもいいのかもしれないけど、

学習のフェイズって、できない→できるの2段階で終わりにするにはもったいなくてわできないの定義が細分化できることに着眼して欲しいぞと。

できるより上に、当たり前にできるがあり、
自然にできるがあり、
無意識にできるがあり、以下略。

さて、ここで一つ確認。
当たり前のことを自慢する?

例えば社会人としての当たり前とかだと、
そんなこともできないの?って
思うこともあるかもしれないけど

さっき言ったことを忘れるとか、
運動障害があるとか、そういう話になると、
勝手に可哀想とか言い出したりするんじゃない?

手前の中で、手前の環境下で勝手に平均ラインをセットしてそのラインを越えることに対して悦楽に浸ったり見下したりしてるだけなんだよねどれも。
それもまた他者や過去の自分に対する憾みじゃないっすか?

…みたいなはなし。うん。そんなかんじ。ここで曲に戻ると、
のいさんほとんどのシンセサウンドは、プリセ不使用なんだけど、シンセいじりおじさん的にはごく普通の話かな。
つかうならマクロ機能くらいの感覚で使えばいいんじゃないくらいに思ってる。

技術が発展するからこそ、便利が生まれ、便利をうまく活用できる人はより優れた技師になり、便利に甘える人はそこになんの価値もないプラマイ両面の憾みが生まれるんだろうかなんて思うたりもする。
要はいじれないわーってつらみと、いじれる事をドヤるの、どっちもしょーもないわって話。

シンセいぢりもなんか極めるとなると果てがなく感じるんだけど、
その時いじれる事をドヤる意味もなくなるんじゃない?しらんけど。

Xの住民の共通事項1、憂 憾
さーさ卒業しよう。
ぐずっててもデメリットしかない。
むしろできるようになって乗り越えた先には、
快楽しかない…んじゃないすかね。

というわけでこの曲ではプリセットで存在しないような音の応酬というのはいつもと同じですが、
耳コピできるもんならやってみなとでも捉えられそうなイキりサウンド(別にイキってはいない)ではない点では多分いつもと違う、いぇいいぇいふーな一曲となっています。

てかなる予定です。以上。

U-Ray U-Rummyはコンセプトをじっくり練ったところ、
いやこれX-2な曲じゃないわってなったので収録から外れました。
Another MotherをX-1から外したのと同じノリだね。

つまりどっかで収録されるよ。  どっかで。

ほい、次の曲についてはそのうち。

余談:RayやRummyの意味が上の話としれっと繋がってますね。

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