お塩ってまず何するの?

まず息をします

いや、本当に
してなかったら死ぬ

僕の例で恐縮ですが、会社に入って最初にCIOとしてやったことは、ステークホルダの分析です
経営層各人について、

  • 何に重きを置いている?

  • 敢えてその人の座右の銘を挙げるとすれば何?

  • どういう性質?リスクTake型?リスク回避型?

  • 専門領域は何?

  • 弱みは?

  • 戦略を持っているか?持っているならその目標は何か?

を分析し、資料を作成して保管しました
この資料は、最低でも四半期一回更新し続けるものになります

ステークホルダ?PMBOKか?

別にPMBOK勉強しなきゃいけないという訳ではなく、人とコミュニケーションを取って自分の意見を発信し、合意形成を図っていくなら当然相手を知らなければ話になりませんよね?
それをやろう、ということを、ステークホルダマネジメントという言葉で表現しているだけです

事業環境と市況、自社の位置づけとかは?

そりゃ当然調査して分析します
でも、それは抑々事前に調査できますし、一人でもできますよね?
それよりも社内のステークホルダの情報をしっかり精査するのが先です
ファーストコンタクトで入り口(話題)を間違えて関係性がこじれると、改善するのに非常に時間が係るので無駄に時間を消化することになります
抑々直接コミュニケーションを取ってみないと分からないことの方が多く、直接コミュニケーションする機会を自分都合で設定できない相手の分析をすることを、後で自分一人で出来る調査より後回しにすること自体がとてもナンセンスだと思いますよ

どこぞのプロデューサーになれるゲームの「Good Communication!」ではありませんが、ステークホルダとのコミュニケーションに成功して良好な関係を築ければ、その相手から自分では調べられない情報を提供して貰える可能性が高いですしね

自分なりの分析結果を基にコミュニケーション戦略を立てる

これが一番大切ですね
分析は個人的な意見でしかありませんが、継続してブラッシュアップしていくと、「自分の目を通して見えるA氏」像は限りなく自分にとって正しい姿になります
客観的な評価が出来ていないと意味ないだろ、ですか?
いえいえ、世界は私が知覚している範囲の中にしか存在していないので、私が知覚しているA氏が私の世界では本当のA氏であって、「私が知覚していない本当のA氏」は存在しません
それが存在するのは、自分が他者などの外部から、自分が知覚していないA氏の存在を通知されたときに限ります
まぁ、そうであるからこそ継続して更新し続ける必要がある、と主張している訳です

何故最初にその6つを調べるのか?継続してブラッシュアップっていうけど書くことなくなるんじゃね?など、色々話が付きませんが、それはまたの機会ということで

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