サービス終了が告知されたゲームをやり、ただただ苦しくて泣いてる話(追記あり)

初め

そのゲームを知ったのはつい昨日である。あるいは一昨日だ。
私がハマってるソシャゲはいくつかあり、その中でも割合をしめてるのは女性向けである。ハマるとついついTwitterなどで絵や、小説、あるいはただの感想だのを漁るようになる。わかると賛同して、ただひたすらその世界に浸りたいからだ。
そうしていくといつのまにか好きな人をフォローなんかして、暇なときに眺めるだろう。
私がそのゲームを知ったのはそういう流れだった。
サービス終了が告知されたゲームですがとても好きでした。そう言って多分その人が描いた絵を貼っていた。
英語でWORLD END HEROSとか書かれててそのゲームのタイトルは書かれてないがそれがタイトルだろうと思った。
ストーリーが良くてとか、なんかそんなことがツリーに書かれてたと思う。
正直ふーんと言うような感想しかなかった。
だって知らないゲームだ。他にハマってるソシャゲもある。別に私はゲームがめちゃくちゃ好きとか、ソシャゲがないと死ぬとかそう言う人間ではない。ないからこそ、オフライン化してストーリー読めるからぜひ、見たいなことが書かれてて気軽に始めれた。だって終わるのだ。つまんなかったらそれまでだ。そう、期待してなかったのだ。1.5周年で終わるくらいでしょ?って。そんな、気持ちだった。
WORLD END HEROSと検索したあと出てこなくてワールドエンドヒーローズと検索したらそれは出てきた。appストアの説明なんて読まずになんとなくでDLして、ただDLが終わるのを待った。
多分日付が変わるか変わらないかくらい。

チュートリアル

初めてすぐはよくわからなかった。え、急!って感じ。なんだこれって思った。でもなんかこれは面白いぞ!と思いながらただチュートリアルを迎え、やたらと長いチュートリアル後のダウンロードを待ち(学校の名前をただひたすら覚えてた。崖縁をきりょくと読んでたががけふちだった)やっと私はその世界を見ることができた。

ガチャ

ログボとか、初心者応援とか、色々出た。そのあと出たのはサービス終了の告知だが知ってたからそんなに気にならなかった。
一番にしたのは確かガチャだった。
ガチャ。キャラの名前もなにも知らないがただ10連にかかる石とか、色々が知りたくて、そしてチュートリアルガチャがSSRが出なかったのが気になったため、とりあえず回した。
結果のスクショはないがSSRが出た。
頼城紫暮の電池切れ。
なんもわからんがあどけない顔だ…と思った。かっこいいとかそう言うのじゃなくてかわいいなって。そう思った。私は数時間後にはこの男に狂うことになるがそれは置いとこう。
とりあえずキャラとかはわからないのだから置いとくことにした。私が期待したのストーリーなのだから。メインでやってるソシャゲがストーリーが進んでないのだから全部読破してやるぜと言うような勢いだった。(サービス終了がすぐだと思っていたため、結構期間があってびっくりしたのもっと後である)

第一章

結論から言うとストーリーは最高だった。
第一章は何にもなれない。そんな感じの主人公、三津木くんの成長と崖縁工業高校がいろんな意味でスタートしたみたいな、そんな話。
なにが良かったって全てが良かった。ヒーローは世界を救うために戦う。下手すると自分を見失う。そんな重たい設定は凄く刺さるし、ミッションの時になぜ最初普通の姿で走ってるのだろう、ヒーローの姿になれば早いのでは?と思っていたがその疑問も解けた。自分の命をかけて世界を救う高校生。なんて最高なんだ。
主人公たる三津木くんはヒーローになり成長していき、また三津木くんの通う崖縁高校もチームとしてよくなっている。そんな感覚があった。
また、第一章では悪役のように出てくる白星第一学園。最高である。その時はさっぱりわからないが血筋と優秀なものを求めてギリギリのバランスで立ってるような学校。崖縁となんだかんだで因縁があり、それを指揮官という脇役として眺めていた。
泥臭くて、なんかギリギリでめっちゃ崖っぷちじゃん!って感じの崖縁はとってもカッコ良かった。
でも、悪役たる白星もこれ以上なくカッコ良かった。自ら市民の安全のために働き、少し文句を言いつつもそれでもいいという。なんでかっこいいんだろう。そう感じた。
そうして第一章は崖縁は目的を果たしスタートライン立っていて、私もスタートラインに立っていた。
そんな終わり方だった。

私のソシャゲとの向き合い方(追記あり)

そんな第一章を一気に読んで、こんなにストーリーの面白いソシャゲ初めてだが…?と感動した。
私がソシャゲを辞める理由はいくつかあった。ストーリーを読むのをやめてしまうとか、なかなかレベルが上がらないとか、ステージに詰まるとか、ストーリーはいいがゲーム制が…とかまぁ沢山だ。
だが、どれも共通してメインストーリーを読まなくなったというのがあった。熱が入らないとか、そういうのではない。ただなんか、めちゃくちゃ読みたいとはならずただ未読がたまった。
読めるとわかってても一気に見るのはまた面倒で、分けてみるとなかなか進まない。ただスキップをして、気まぐれに読むとストーリーがわからずもういいやとなる。
他の人がどうかは置いといて私はそうだった。ズボラで飽き性な私にソシャゲが合わないというのがそもそもな気がするがそこは置いとこう。

(ここらが追記、20/06/02)
この文章を見返したとき、他のソシャゲに対する下げる感じのことを意図したものではないとは言え、多く書いてしまったことを今更謝罪をしておきます。誠に申し訳ございませんでした。ゲームの具体例いる?って言われたらいらないなとなったので消しました。不快に思った方いたらごめんなさい。

混乱

とりあえず私は思ったのだ。ワールドエンドヒーローズ、めっちゃおもしろくない?と。そして同時にえ、このゲームほんとに終わるの?と。
まじめに混乱した。え、こんなめっちゃ面白いのに?って。
ほんとにですか???って。え、ソシャゲってこんな面白くてもサービス終了を迎えるの?って。
最初全然期待してなかったのと裏腹に私は最高に楽しんでた。全然知らないが出てくるイケメンはみんなキャラが立ってるし、第一章はで出てこなかった私の初SSRどんな人なのか気になるしととりあえず色々考えた。色々考えて楽しいミッションをこなし、訓練もこなしてとりあえず私は第二章をみることにした。

第二章

第二章はヒーロー同士の戦いである。最高。最高イズ最高。明らかに胡散臭くて北村倫理は最初に名前をフルネームで覚えたし、私の初SSRはめっちゃ性格好きだし、私やっぱり脇役で最高だし、もうなんか、めっちゃ好きとなった。
伝わらないだろう。なにも伝わらないだろう。でも私にとってはほんとこれ以上の言葉が出ないくらい最高だった。
第二章に入ったらもうどっぷりである。全員の名前を覚え始め、本編で出てないからと見るのを避けていたサイドストーリーを読み、みんな最高では??と混乱し、アライブチャットで頼城紫暮に私だけのお土産を買ってもらい恋に落ち、29歳の男と若さっていいですねと話し、年越しをして、バレンタインの話を見てた。私の心はなんだこの、至れり尽くせり。だいしゅき…となっていた。
意味がわからないだろう。でもそうなった。この時私の心はめちゃくちゃだった。
なんでこんな面白いのとか、みんな最高にかっこいいなとか、ストーリー早く続きみてぇ…とか頼城さん…なんでそんなかっこいいの…?頼城さん…好き…とかとりあえずいろんな感情がぐちゃぐちゃだった。

ログボと混乱

そのあと私はある程度ゲームをやり1日をワールドエンドヒーローズに捧げた。そう言っても過言ではないくらいやってた。メインのソシャゲとかログインだけして放置である。
反対にワールドエンドヒーローズはにっこにこでキャラを育ててた。
そしてそのうち1日が終わった。そして今日になった。
日付更新が入る。日付更新の時間はゲームによって様々だが、ワールドエンドヒーローズは0時だった。今日になって、ログボを貰って、あ私こんなにハマっててまだ1日しかやってなかったんだと笑った時泣いてしまった。
意味がわからないだろう。私も混乱した。
その涙の理由は至極単純、私はあと何日このゲームをオンラインで遊べるんだって。死の宣告のように感じたからだ。
めちゃくちゃ変な話である。だって、サービス配信当初からやってたわけでも、すごい日数やったとかでも、めっちゃ思入れがあるとかでもない。ただ昨日始めたゲームだ。日付が変わるくらいに存在を知り、サービス終了するというのになんとなく期待もせずに始めたゲーム。そんなゲームのサービス終了に1日立って受け止めれないと思った。

めっちゃ混乱

再度言うが意味がわからないだろう。私も意味がわからない。でも私は昨日始めたゲームのサービス終了が受け止めれずにいる。サービス終了するから知ったと言うのに。
私のぐちゃぐちゃな感情は収まらずただひたすらこれを書いている。混乱しているのが伝わるだろう。めっちゃ混乱してる。
うまくしめれないがみんなもやってほしいワールドエンドヒーローズ。きっと私みたいになる人は少ないだろう。でもストーリーが最高のなのは確かだし、気軽に始めてほしい。昨日始めた人間が言う言葉か?と言われそうだけど実際そう思ってる。
私はまだ受け止めきれないのできっとしばらく考えるだろう。けど、他の人はその間これを見てワールドエンドヒーローズを始めてくれるならストーリーたくさん見てほしい。そう思います。

追記(20/06/02)

昨日混乱に混乱を重ね文章を書いた。めっちゃ混乱をしていた。すげーいいじゃんこのゲーム…というサービス終了にたいする混乱と、すげーつらいじゃん…という自分の中の整理できない感情にたいする混乱に苦しめられていた。知って1日、ハマって1日だからあんなに熱があったのでは?そう思いたかったしそう思うことにした。そんなことはなかった。いつのにかワヒロを開き、ストーリーの読めるランクになると深呼吸して色々心を整えていたし頭は実はサービス終了しない気がすると混乱に混乱を重ねたことを考えていた。なんで!もっと!早く!しれなかったんですか!私の頭は一言で言うとこんな感じだが、私は知れなかったので仕方がない。仕方がないので、サービス終了までに出来るだけもっと知っていこうと思った。不思議な話である。だってサービス終了したらストーリーは読めるしオフライン化もするのだ。でも私はそうするのがサービス終了を知ってからハマった人間のできることのだと思った。なので三章と四章の最初の話だけして欲しい。ネタバレはできるだけ控えてるので私の感情をこう、見てほしい。

第三章

第三章は、プロローグであった場面に近い話だと思った。北村倫理(なぜかフルネームで呼びたくなる)が怪しげな言葉をかけ、指揮官がリンクユニットを渡し他四校の生徒を助ける場面。多分三章のどこがで起きたことなのかなと思った。北村倫理は二章の悪役とも言える立場。第二章の終わりに認可外の代表として実質的な認可をもらっていたのでそうだろうと思う。(私の感想しか読んでない人は第二章さっぱりわからないだろうが許してほしい、本編読んで)見返せない部分なので多分たが。
理由としてはもう一つある。多分プロローグで櫻井さんボイスの悪役がいた。
気のせいだろうか?いや、これは…櫻井じゃん…そう思った気がする。気のせいだったらめっちゃ恥ずかしいので見なかったことにしてほしい。
読んでて思ったのはいよいよ物語が始まった感じがした。三章で?と言われるだろう。うん、三章で。なんというか、ゲームに追いついたというべきだろうか。5校が協力して動ける状態になったのだ。始まったなと思っていいだろう。
みんなが力と心を合わせて戦えるようになった感じがした。少しバラバラでも作戦だから組むとしても声かけがきちんとできてて、みんなしっかり動いてて最高じゃ〜〜〜んってなってる。というかなった。例え仲が良くなかろうがきちんと動き、真面目に取り組んでた。
そんな中、物語はとても不穏になっていく。イーターの出現の増加や、突然起きた事故、見慣れぬ存在、明るみになる過去の事件、それらを知り立ち向かおうとヒーローが一体となり前を向く中、そんな中今まで共に歩んできた人は消える。
もう、もう、始まったと思ったらくらいまっくす!え??まじで??いやホントに…??確かに過去編の立ち絵となんか似てるなって少し思ったけどホントに…??
そんな感情が渦巻いてる。しかもそのまま物語は進む。つら…。つやじゃん…頑張れる…?ヒーローたち大丈夫??そんな気持ちになるが彼らは前向きだった。こんなん救われるじゃん……ありがとう……。素直にそう思った。
あと第三章長いからか素敵セリフのオンパレードなんです……なんか、特別キャラが掘り下げられるとかではないんです。一名を除いて。
でもヒーロー達の個性が今までよりも伝わるんですよ、あ、この方こんな場面でもそんなかっこいいこと言えちゃうの…?え、ていうか、そのセリフかっこよすぎでは…?絶望とか吹っ飛ばない?ヒーローいるなら頑張れる気がする。そんな気持ちになった。
そんなことをしてる間に三章はおわった。だけど三章、ここで終わる!?と五回くらい叫んだし最後も最後でここで終わる!?となった。
不穏、とても不穏なのにとても気になる。ヒーローの安心感も強かった。大丈夫だよって思えた。

第四章(全ては見てない)

やっと四章にはいれるレベルになった時ひゅって息の音がした。
安心感を覚えたくせに恐怖心を感じてるのでドキドキして心が張り裂けそうでみれるか不安だったので何回かミッションを挟んだら読めるような気がして読むことにした。八話連続で見た。
読み終わって凄い辛かった、成長と絶望恐怖。
最初はなんだか上手くいってるじゃんって思った、急に怖くなってくる。徐々にその怖さがこれから起こることがより恐ろしいことであると伝えてきた。
伝わるだろうか、ヒーローなんて柄じゃないという自校の先輩とその家族、周りに愛される子とヒーローになったことを罰と受け入れて自らの能力も否定する子が語るのだ、自分のことを。
伝わるだろうか、あんなにとても凄い2人は全然ヒーローとして戦うことを得意としてないんだ、なのにこの作戦で必要なら前線に立とうとし、自ら否定した力を使って頑張る2人がいるのだ。
そんな2人が戦いの最中心身共に成長してるのだ。
嫌なことを思い出してもそれを乗り越えて目の前の絶望に立ち向かうのだ。最高じゃないか、こんなんハッピーエンド待った無しじゃないか、なのに現実は非常である。
私は辛くなって読み終わった後の底抜けに明るいBGMに辛くなりボイスを聞きに行った
2人はやれやれ感を出しながらも幸せそうだった、この時間が永遠続くといいな、私の心はだいぶ辛い。こんなこと考えながら三章の希望がある感じからあって変わって、あり得るのかわからないハッピーエンドを願って泣いてる。
途中で三章でめちゃくちゃかっこいいことを言った人間の零した言葉にさらに辛くなった。彼からしたら狙って起こしても誰かがどうにかなることを想定してたのだろう。それだけ辛い戦いと分かっていたのだろう。天才と自称する彼の気持ちを考えると胸がギューっと締め付けられた。
仲間思いな人にも辛くなった。口が悪いし厳しいけど真面目で優しくて強い人だった。いつも2人は喧嘩してたけどそれでも空気の違う起こり方で凄い辛かった。うまく割り切ることができない、助けに行こう、そうなるのが凄い泥臭くて彼らしくて、ヒーローらしかった。
めっちゃ辛い、凄く辛い、はちゃめちゃに辛い、イベントストーリー全部読み終わった後だったのも相待ってこんな素敵な子を…?あんな、あんな…?ってなってる、最悪、気分がとても最悪。
なにが一番最悪ってこれまだ序盤っぽいことだ。
え、私のメンタル本編だけで回復する!?と混乱してる。
恐怖だ、恐怖、レベル上げてストーリ読むのが恐怖だ、まじ怖い。
でも見たい、辛い、凄く辛い。でもまだレベル上がってないので見れない、見れたとしても私は死ぬ気がするので見たくない、見るけど。見るけど。

みたらまた書くと思う。別のノートにするかこっそり追記するかは決めてない。決めてないけど受け止めてほしい。私のただの混乱を。

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