💌Dear you❤︎

考えれば考える程、わたしは何もできないなって思った数ヶ月だった。

わたしが一歩も部屋を出ないうちに世界はまわり、食べ物は次々に生産され近所のスーパーコンビニに届いていたじゃない?コスメや生理用品やその他生活必需品(ただしマスクは除く)はドラッグストアに並べられ、オンラインショップで注文したシャンプーが翌日に届いていたじゃない?

まほうみたい!でも魔法じゃなかったの。わたし以外の誰かがやってくれたのね、全部。そういう世界だった!

わたしがただひたすら惰眠を貪っていたときに、あの人は工場で働き、あの人はトラックではこび、あの人はスーパーのレジに立っていただろう。(そしてあの人は病院で執刀していただろう)

そんな、わたしなんて不要な世の中で、わたしができることって何かしら?

答えなんて出ないけど、わたしはラブレターを書き続けたいとおもった。

それを作った人に運んだ人に売った人に仕掛けた人に、できるお礼は何かなって考えたら。良さを伝えることでしょう。率直に感激したこと、それで人生豊かになったお礼。それが巡ってくれたらありがたいし、とにかく伝えたいの気分を放っておけないの。


魔法(に見える魔法じゃないことも含)へのお礼を、せずにはいられないって気分よ。

💌ラブレターフロムシナモン💖

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?